23年ベストアルバム+ベストアニソン

2023年にリリースされた私的ベストアルバムです。

例年通りめちゃめちゃ偏ってます。

番号振ってますが順位等はありません。順番はアルファベット順です
※批評ではなく、ベタ褒め記事です

 

 

1. Beach Fossils 『Bunny』

ピアノアレンジアルバムを挟んで前作から実に6年ぶりとなった本作、傑作です。爽やかなサウンドに哀愁漂うノスタルジーなメロディ、いやあ最高です。まさに私の求めていたギタポです、ありがとう。また、浮遊感もあり、サイケやドリーム・ポップの要素が感じられる点もグッド。

全体的にストリングスが抑えめな点や、ローファイな雰囲気など、原点回帰的な作品だと感じました。あとはやはり、12弦のサウンドですよ。たまりませんね、12弦エレキのアルペジオは。魂に刻み込まれてます。 このレコードはインディー・ポップ、ギター・ポップの新たな金字塔と言ってもいい思います

☆ #3. Don't Fade Away

 


 

2. Benny Sings 『Young Hearts』

軽やかで、メロウで、鮮やかで、ポップ。真新しさは皆無ですが、Benny節全開でひたすらに心地良いサウンドを聴かせてくれます。ソウル、ファンク、ボサノヴァ等々、様々な音楽を横断しつつBenny流のポップスに落とし込むことができるのはさすがだなと。Remi Wolfをフィーチャーした#4(#1や#5でも参加してるっぽい)が上記のボッサな感じで、緩やかにノれる曲になっています。#5 なんかコーラスで「〇〇で暮らそう」って連呼してるだけなのに、魔法のメロディと音使いで最高に心地良い。

全10曲(日本盤ではボートラありで11曲)30分弱という収録時間の短さもあって、ついついリピートしたくなります。おどけた感じのジャケットも最高で、このジャケのように青空の下で聴きたくなるレコードですね。 まさに『ポップ・マエストロ』の面目躍如な快作です

☆ #5. The World

 


 

3. Blondshell 『Blondshell』

圧倒的90s USインディー/オルタナの香りをまとったギターロック。最高です。グランジ直系のざらついた気だるいサウンドから、爽やかなギター・ポップ、シューゲイズのような轟音まで欲張りセットような内容となっております。何よりソングライティングが抜群で、上記の要素を「Blondshellの音」として聴いて納得できる、そんなレコードになっています。これが1stALというのだから恐ろしい・・・

10年代中盤以降、Julien BakerやPhoebe Bridgers、Hazel English、Melody's Echo Chamber等々、インディー・オルタナ系の女性SSWがどんどん台頭してきていますが、このBlondshellも名を連ねることになりそうですね。今後もますます楽しみです

☆ #4. Salad

 


 

4. Galileo Galilei 『Bee and the Whales』

前作から7年ぶり、再結成後初のアルバムとなる本作、滑らかで心地良い曲たちが満載の、文句なしの名盤です。
GG解散後、warbearやBBHFといった別のプロジェクト、バンドで培ってきた経験がダイレクトにサウンドに反映されているように思います。なので、「あの頃のGGサウンド」ではありません。というか、このバンドは常に前進していてアルバム毎に変化してきたバンドですから、必然的ではありますよね。
もちろんBBHFとは音楽性も結構違うと思いますし、なによりも肩の力の抜けた等身大の音楽を、そのまま鳴らしているように感じました。サウンドプロダクションは洗練されていますが、前述のように肩肘張ってない音ですから、スルスルっと聴けます。
文字通り、帰ってきたのではなく「新しいGalileo Galilei」といったアルバムです

☆ #2. 死んでくれ

 


 

5. hathaw9y 『Essential』

韓国・釜山の3人組による1stフル。

気だるげな男女ツインボーカルに、アルペジオ主体のギター、そして全体に漂うアンニュイな雰囲気、たまりませんね。軽やかな曲もあるにはありますが、ほとんどの曲が上記のように気だるげで、メロディーも哀愁漂うものになっています。肩の力を抜いて聴ける音楽で、非常に心地いい。シティ・ポップ的な要素を感じるところもありますが、根っこはインディー・ロックと感じます。

今後の活動も期待したいですね

☆ #2. Wave

 


 

6. Helsinki Lambda Club 『ヘルシンキラムダクラブへようこそ』

 

3年ぶりの3rdフル、タイトル通り、今のHelsinki Lambda Clubを表すようなアルバムになっています。ギター・ポップ、インディー、オルタナ、サイケデリア等々、これまで彼らが通過・鳴らしてきた音楽を、完全に自分たちのものにしているように感じます。「Helsinki Lambda Clubの音楽」としか言いようのない、雑多なジャンルを混ぜこぜして出力された曲たちが、アルバムとして一つにまとまっているこの美しさよ・・・

直近のEP「Hello, ,m darkness」以前にリリースされていたシングルが3曲収録されていますが、これらも必然性をもって収録・配置されています。クロージングトラックの『See The Light』が、このバンドを象徴するようなもの且つ本アルバムを総括したような曲で、エンディングとして完璧すぎますね。

結成10周年でこんな内容のアルバムをリリースするのも、なんというか、美しさに溢れています

☆ #3. バケーションに沿って

 

 


 

7. Homecomings 『New Neighbors』

UKインディー的初期、ソフトロックに接近した近年、前作ではポップスの要素を強めてきました。そうして出来上がった今作は、今までで最もギターが活躍しているギターアルバムになっている印象です。
もちろん歌心は忘れずに、そちらも進化しているんですが、何よりもギターです。時に力強く、時に繊細に重ねられたギターサウンドがたまりません。やっぱりホムカミの出す瑞々しいギターの音は最高です。#4 ではストリングスのアレンジが入っているんですが、まったく大げさにならず安心できるようなサウンドにまとめてくれています。そして、アルバムタイトルに彼らがこれまで何度も企画・実施してきたイベント名と同じ『New Neigbors』を持ってきているところが、なんというか感慨深いですね。

通算5枚目のフルアルバムですが、まさにこれまでホムカミの集大成といった内容になっています。正直、日本ギター・ポップバンドでは他の追随を許さない領域に入っていると思ってます

☆ #5. アルペジオ

 


 

8. Island of Love 『Island of Love』

ロンドンの3人組によるデビューALですが、いやあ素晴らしい。インディー・ロックバンドのデビュー盤らしい荒々しさと青さ、たまりませんね。程よい気だるさもあって、さらによし。そして何より轟音に塗れたポップなメロディ、無敵ですよ。Dinosaur Jr. や初期のTeenage Fanclubを感じて、なんというか、ありがとうと。そう言いたくなります。やはりポップでノイジーなインディー・ロックは最強なんです。
さらに中には前の曲とシームレスに繋がるショートサイズのインストや、アコースティックなインタールードもあり、アルバム全体の流れ、構成にもこだわりを感じます。これからが非常に楽しみなバンドでしたが、なんと2023/10/11に解散してしまいました・・・ 悲しすぎますが、この一枚は愛聴盤になること間違いないですね

☆ #9. Charles

 


 

9. The Japanese House『In the End It Alway Does』

4年ぶりの2ndフル、とても、とても美しいです。アルバム全体としてフォークトロニカ的サウンドで構築されており、とにかく心地良いサウンドを聴かせてくれます。音の数というか、構成も抜群で、過密というわけでもなく、スカスカというわけでもない絶妙な塩梅の音数でスルスルっと聴けてしまいます。

滑らかでやさしく、暖かいサウンドで、肩ひじ張らない、文字通り日常に寄り添ってくれるようなアルバムです

☆ #7. Indexical reminder of a morning well spent

 


 

10. Lady Flash 『どこにもいけないドア』

ほぼほぼインストな#1、キュートでポップさ全開の#2、パンキッシュな#3、サイケ風味な#4と、アルバム前半だけでいろんな音楽を取り込んでいることが感じられます。
だからと言ってごちゃついている感は全然なくて、最初から最後までスーッと聴けてしまいます。気持ち良さ重視(たぶん)でとぼけた歌詞がまた良い。エセ英語の中にフッとハッキリとした日本語が聞こえる瞬間、最高です。#6 の「9 時から 5 時まで叱って もう次から鈍器でしばいて」のとこが特に好き。とにかく聴いていて気持ち良すぎるアルバムですね。あと、ギターの音が最高なのも好きポイントです

☆ #9. Darkweb

 


 

11. The Lemon Twigs 『Everything Harmony』

60s、70sの雰囲気をまとった現代のクラシックロックアルバムという、無理矢理言葉にすると意味不明なんですが、そうとしか言いようがないんですよね。
上記年代ドンピシャのBeach Boysや、年代はズレますがJellyfishなんかを彷彿とさせるサウンドの印象。つまり美麗なコーラスワークと甘いメロディに包まれていて、柔らかく美しいアルバムということです。また、今作ではアコースティックな曲が今までより多い印象ですが、それによって、彼らの作る曲の美しさを再確認することが出来ました。いやしかし、本当にハーモニーが素晴らしすぎます

☆ #5. What You Were Doing

 


 

12. MyGo!!!!! 『迷跡波』

あまりにもギスギス、ドロドロした人間関係を描いて好評(?)を博したアニメで主役を張ったバンド、MyGo!!!!!の1stフル。アニメのOP曲がそうでしたが、鬱屈としたストーリーに反して疾走感のある曲が多く、バンドとしての方向性はどちらかというとメロコア系なのかなと感じました。また、劇中でもたびたび披露されていましたが、ポエトリーリーディングを導入した曲が3曲も収録されており、非常に挑戦的なアルバムであるとも感じました。もちろん声優さんがボーカルをとっているので、感情の入れ方など抜群で聞きやすいのですが、それでもバンド系のコンテンツでこれはすごいことだなと。特に#6 は陰鬱とした展開の中での泣きのギターが最高です。

メロコアパンク系と述べましたが、リードギターの楽奈ちゃんが、ギターがとても上手いという設定(だったはず)なので、テクニカルなギタープレイも堪能できます。(というかリズムギターの愛音ちゃんパートもわりと高めの難易度)

アルバムとして非常に完成度の高い作品になっていますので、ギター・ロック好きの方にも聴いてほしいですね

☆ #11. 無路矢

 


 

13. THE NOVEMBERSThe Novembers

通算9枚目、デビューEP以来となるバンド名を冠した本作、素晴らしいです。

サウンド、ボーカルともに激しい曲、美しく包み込むようなサウンドの曲、キレイなサウンドに叫ぶようなボーカルを乗せた曲、エスニックな雰囲気の曲等々、THE NOVEMBERSのこれまでを現在進行形で出力した曲たちが詰め込まれています。集大成的な作品というと、6thの「Hallelujah」もそうだったんですが、エレクトロニカドラムンベースなどの電子音楽に接近した『ANGELS』と『At the Beginning』を通過した本作は、まさしく新しいそれですね。

直近のシングル『かなしみがかわいたら』が、あまりにも美しい曲だったので、どんな内容になるのか楽しみだったのですが、上記のように言うことなしです。

ありがとう、THE NOVEMBERS。これからもどうかよろしく

☆ #10. 抱き合うように

 


 

14. Panchiko 『Failed At Math(s)』

エレクトロニカ、インディー・ロック、ローファイ・ヒップホップ、シューゲイザーと、曲ごとにジャンルが変わっていきますが、全体として陰のあるサウンドであることは一貫しています。
上記のように様々なジャンルの曲が収録されていますが、優れたサウンドプロダクションで個々の楽曲のクオリティは抜群です。曲の完成度に全8曲26分という収録時間もあって、繰り返し聴きたくなる魔力があります。
真偽はともかく、ジャケ含め面白いエピソードを持つ前作D>E>A>T>H>M>E>T>A>Lは、いかにも00年代初頭のインディ・ロックでしたが、今作はバンドの広がりを感じるサウンドに変化している印象です。

何はともあれ、抜群のインディー・ロックです

☆ #6. Gwen Everest

 


 

15. Salami Rose Joe Louis  『Akousmatikous』

フルアルバムとしては4年ぶりとなる本作、相変わらず独特の浮遊感が最高です。ベッドルーム・ポップ×ジャズトロニカといったサウンドは、完全に彼女特有のサウンドですが、今作ではさらにメロディも良くなっている印象。というのも、今までは彼女自身のウィスパーボイスとサウンドがローファイ・ヒップホップ的な聴き心地というか、作業用BGM的な印象が強かったのですが、今回は頭に残るようなメロディが多かったためです(私個人の主観です)

相変わらず3分未満の曲が多く、すらすらっと聴けますが、上記のように聴きごたえといった面でも張りのある1枚になっています

☆ #10. Proof is in the Pudding

 


 

16. Slowdive 『everything is alive』

シューゲイズ・オリジネイターのうちの1組、Slowdiveによる5thフル。復帰作となった前作から6年ぶりで、結構間隔が開きましたが、言うことなしの内容です。霞がかかったような幽玄なサウンドは相変わらずで、シューゲイズがどうのこうのというのは、無粋というべき領域ですよね。霧の中を揺蕩うアルペジオにRachelとNielの歌声・・・もはや芸術です。

3rdフルの『Pygmalion』で到達したスロウコア、アンビエント的アプローチも健在。#2 や#7 がまさにそれなんですが、ただひたすらに美しい。ポップで美しい、やはり唯一無二の音楽ですね。

これまで培ってきたものを腐らすことなく、それどころか、バンドとして新しいサウンドを構築しているのはさすがというか。まだまだ現役でSlowdiveというバンドを続けていってくれそうで嬉しい限りです

☆ #3. alife

 


 

17. Subway DayDream 『RIDE』

大阪のバンドということで、アルバムデビュー前から注目していたバンドの1stフル、ついに出ました。肝心の内容はというと、直前のEPまでの流れを汲んでいますが、今作は超良質なポップ、それもギター・ポップに振り切ったアルバムの印象です。つまりは最高ということです。

#1 は前作にもあったようなシューゲイズ的アプローチが見える曲ですが、この浮遊感のある曲からスタートするのがたまりませんよね。続く#2 Timeless Melody(!)からは疾走感に溢れたギタポ全開で、あまりに気持ちいい。後半の美メロの嵐も最高で、自分のようなギタポ好きの方々は必聴ではないでしょうか。たぶんですが12弦っぽい音も聴こえてきて、どストライク。全10曲30分弱という収録時間もグッドで、まさに3分間の魔法が詰まったレコードです。
アルバムタイトルとレコ発のタイトルを見たらそれだけで分かる90'sへの愛、素晴らしい。気のせいでなければ、収録曲のタイトルもニヤリとするものがいくつかあって、ますます愛おしいですね。アニメ『もういっぽん!』とのタイアップもありましたしこれからどんどんビッグになる予感。駆け抜けてくれ!

☆ #10. The Wagon

 


 

18. Teenage Fanclub 『Nothing Lasts Forver』

ギター・ポップの雄、我らがTFCによる12thフル。

前作は今の5人になってから最初のアルバムということで、どこか新鮮な印象がありましたが、馴染みましたね。今作はファンがTFCに求めている音楽を、完璧に聴かせてくれます。美メロに歪んだギター、美しいコーラスワーク・・・これですよ。Eurosのキーボードも完全にTFCを構成する音になってますし、違和感なく聴けますよね。

もともとそういう気質はありましたが、カントリー調の曲もちらほらあり、良い感じに歳をとってるなぁと。

緩やかなバンドサウンドで、ひたすらにいい曲を奏でる、それだけでいいということですね。やはりこのバンドは私の一部のようなものだと、改めて感じました

☆ #9. Back To The Light

 


 

19. Unknown Mortal Orchestra 『Ⅴ』

サイケデリアを加速させるローファイな音像はそのままに、今作は西海岸のAORやハワイアンに影響を受けたということで、蕩けるだけでなく、かなりノれる音楽になっています。そういう意味では、今までで1番聴きやすいアルバムかもしれません。また、今作はどことなくTame ImpalaのThe Slow Rushと似た雰囲気も感じますね。さすがは現代サイケデリア最高峰の一角、期待に応えてくれるだけでなく、ここに来てまだまだ進化を見せつけてくれます。
このバンドは定期的にインスト作品をリリースしていることもあって、インスト楽曲にも定評がありますが、本作でも随所に挟まれるそれが最高。ただのインタールードではなく、しっかりと曲としてまとまっている上に、どれもメロウな仕上がりで聴き惚れてしまいます。サイケでローファイなバンドサウンドの進化を現在進行形で聴くことができることに感謝・・・
晴れた休日の昼下がりに、お酒片手にダラっとこのレコードに身を任せてみましょう。最高なこと間違いなしです

☆ #9. Weekend Run

 


 

20. Yo La Tengo 『This Stupid World』

変則チューニング(たぶん)のぐにゃぐにゃしたノイズギターで始まるの、最高です。ノイジーサウンドありフォーキーなサウンドありと、これだけなら今まで通りなんですが、今作は特にギターサウンドの充実っぷり凄まじいように感じます。縦横無尽に鳴らされるギターの音がたまらなく気持ち良いですね。ギターアルバムとしてこの上ないくらい素晴らしい出来ですが、バンドアンサンブルも完璧で隙がない。
その中でもクロージングトラックの#9. Miles Awayは白眉。ギターノイズの中を揺蕩うように歌うGeorgiaのボーカルがたまらなく心地良いです。ノイジーでいて美しい、こんなにドライで暖かい音楽、やっぱり他にないですよ

☆ #1. Sinatra Drive Breakdown

 


ここからアニソン20選

こちらはただ並べていくだけになります。順番はアニメのタイトルの五十音順です

 

 

1. 16bitセンセーション ANOTHER LAYER

ED「リンク~past and future~」秋里コノハ(CV.古賀葵


 

2. アリス・ギア・アイギス Expansion

ED「Just a little bit」堀内まり菜


 

3. 江戸前エルフ

ED「おどる ひかり」Cody・Lee(李)


 

4. 大雪海のカイナ ほしのけんじゃ

主題歌「月光浴」ヨルシカ


 

5. 攻略うぉんてっど!~異世界救います!?~

ED「レゾナンス・レゾナンス」イノー(CV:日笠陽子)、エンヤァ(CV:加隈亜衣)


 

6. 呪術廻戦 懐玉・玉折(第2期)

ED「燈」崎山蒼士


 

7. 呪術廻戦 渋谷事変(第2期)

ED「more than words」羊文学


 

8. 聖剣学院の魔剣使い

ED「ゆるり」果歩


 

9. ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~

OP「ハッピーエンドプリンセス」上坂すみれ


 

10. 東京ミュウミュウ にゅ~♡ 第2期

挿入歌「砂浜に描いた地図」碧川れたす(CV.十二稜子)


 

11. デキる猫は今日も憂鬱

ED「破壊前夜のこと」asmi


 

12. TRIGUN STAMPEDE

ED「星のクズα」Salyu × haruka nakamura


 

13. High Card

OP「Trickster」FIVE NEW OLD


 

14. ひきこまり吸血姫の悶々

ED「眠れない feat. 楠木ともり」MIMiNARI


 

15. BLEACH 千年血戦篇ー訣別譚ー

OP「STARS」w.o.d.


 

16. ポーション頼みで生き延びます!

OP「tailwind」katagiri


 

17. 魔王学院の不適合者 Ⅱ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~

ED「エソア」ももすももす


 

18. 無職転生 Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~

OP「spiral」LONGMAN


 

19. ライアー・ライアー

OP「LIES GOES ON」May'n


 

20. レベル1だけどユニークスキルで最強です

ED「タンバリンの鳴る丘」宮川愛


 

 

以上!

2022年下半期ニコマス20選

w.atwiki.jp

 

基本レギュレーション

対象動画から20作品以内でセレクトして紹介記事を作る

  • 選考基準は自由!
    • 好きな作品を集めるもよし、テーマを設けた作品集にするもよしです。
    • 作品数は1本からでも歓迎いたします!知人票も自推もご自由に。
  • ブログやマイリストで作品を紹介する記事を作成し、誰でも見られる公開状態にしてください。
    • 紹介文やコメントは必須条件ではありませんが、あればより楽しめるとは思います。
    • 作者名(プロデューサー名)を書き添えていただけると、集計作業時に助かります。

 

※掲載順は投稿日順です。

 


 

1. おっかさん 『【 #第5回シャニマス投稿祭 】パステルカラーパスカラカラー - N.S.o.L Remix - 【アイマスRemix】』

アルペジオも美しいし残響感のある音も美しい・・・ギターの音が良いのはもちろんですがシンセの音も気持ち良くてすごく心地良いアレンジです

 


 

2. ルンゼさん 『【シャニマスMAD】Don't Know Why【杜野凛世】』

少しの切なさと溢れる可愛さ・・・最高ですね。レトロな雰囲気も相まって心地良いですね

 


 

3. 暗淡星P 『Loading of the Idolm@ster

クセになるぜローディングソング!やはりローディング亜美ちゃんは最高

 


 

4. ノヂエさん 『nechoi』

衣装とダンスチョイスでかなりエロティックな雰囲気になっていますが、下品な感じが全然なくてすごい!むしろカッコいいぜ!

 


 

5. メンテさん 『夏大好きとか言っちゃったり』

765・シンデレラ・ミリオン・sideM・シャニマスアニマス等々、あらゆるアイドルマスターが絶妙な塩梅で溶けあってて最高に気持ちいい。色調もすき

 


 

6. 回P 『回る子』

ダンスのチョイスといい繋ぎといい、すべてが心地良くて。なんというかもう流石としか言えませんね・・・フォトモードの使い方も良すぎる・・・

 


 

7. 月川さん 『【浅倉透】少年時代【人力】』

いつ聴いても切ない気持ちになる少年時代、大好きな曲なんですが透ちゃんの声・キャラクターにここまで合うとは・・・我那覇響ちゃんは公式でカバーしていた記憶がありますが、透ちゃんverも負けず劣らずバッチグーです

 


 

8. アリス姫さん 『【人力まゆ】マイドリームラプソディ【お誕生日おめでとう!】』

オリジナル曲で人力ボカロという、とんでもなく愛に溢れた動画で美しい。ダンスも凝っていて隙が無い!

 


 

9. ekitaimaryさん 『デレステMAD』

開幕の演出で「えげつねえな・・・」となり一瞬で引き込まれてしまいます。全体の雰囲気・合わせ方がすごく好きですね。モッシュっぽい演出も好きなんですが、3:00~3:50あたりのAIのイラスト?を連続させるところが本当に好き

 


 

10. のとさわさん 『るるるくローファイ霧子』

ローファイ霧子ちゃん本当に心地良くて素晴らしい・・・落ち着きますね

 


 

11. むとうけいいちさん 『【デレステMAD】Make you happy -月宮 雅-』

徹頭徹尾kawaiiで溢れていて最高!選曲も雅ちゃんのイメージと合っていて素晴らしい

 


 

12. さえもんさん 『Walkin' in Wonderland』

バッチリ&ダイナミックなダンスで見ているだけでハッピーになっちゃうような楽しさに溢れています。後半に未来ちゃんと春香ちゃんが合流するのも好き

 


 

13. k10(ケーテン)さん 『【デレステMAD】Detour』

緩やかで暖かい雰囲気がたまりませんね。スッと見られるのにずっと見ていられそうな気分になります

 


 

14. Λn7eiP 『Ruby Rabbit』

自分の曲で担当のソロ(メイン)動画・・・カッコ良すぎでしょう。相変わらずソロMVの使い方がうますぎて惚れ惚れしちゃいますね

 


 

15. う!さん 『【人力VOCALOID】リコリコED『花の塔』を周防桃子に歌ってもらった【周防桃子生誕祭2022】』

相変わらずとんでもないクオリティの人力に動画、震えますね。桃子ちゃんの声質にも合っていてまさしく名カバーですね

 


 

16. よぅさん 『love again』

ダンスのチョイス、衣装の合わせ、選曲、雰囲気、すべてが完璧です。爽やかなんですが、夕日や柑橘類を思わせる色調が切なさも醸し出していて美しいですね

 


 

17. ライオンさん 『Afternoon Reverie』

グラビアスタジオと余白の使い方、ダンスの切り取り方、色調、どれをとってもお見事としか言えませんね。上品な雰囲気も素晴らしい!

 


 

18. 葉物野菜さん 『【MAD】恋空予報【ミリシタ】』

乙女全開でkawaiiに溢れている瑞希ちゃん。締め方すらもかわいくてキュンキュンしちゃいますね

 


 

19. 迷い中P 『ホームセンターDCMホーマック イメージソング「出会いの歓び」』

各地方の民謡とその地元出身のアイドルでLoc@lM@sterを作りまくっていらっしゃった迷い中Pさん。題材が変わっても凄まじい安心感があります。2:20~あたりからのダンスが特に好き

 


 

20. シザーリオさん 『誰よりも冷たい血が流れるこの体』

マイクスタンドの前で圧倒的な貫録を見せつけるような静香ちゃんに痺れます。カッコよすぎるぜ!

 


 

 

以上!

22年ベストアルバム+ベストアニソン

2022年にリリースされた私的ベストアルバムです。

例年通りめちゃめちゃ偏ってます。

番号振ってますが順位等はありません。順番はアルファベット順です
※批評ではなく、ベタ褒め記事です

 

 

1. Alfie Templeman 『Mellow Moon』

英ベッドフォーシャー、カールトン出身のSSWによる1stフル。

ポップな曲からタイトル通りメロウな曲まで幅広く収録されていますが、全体的に軽やかでスッキリとしていてとても聴きやすい印象。80'sを感じさせるちょっぴりレトロなシンセやギターの音がバシバシ鳴っているんですが、現代的アレンジへの洗練され具合がすごい。なんという瑞々しさ。アルバムとしての完成度の高さから忘れてしまいそうになりますが、彼はまだ19歳なんですよね(2003年生まれ)。80's的なサウンドも現行のシーンにマッチしているというか、ある意味2010年代~2020年代の若者らしくていいですね。キャッチーでダンサブル、そして何より瑞々しい、最高のインディー・ポップです

☆ #13. Mellow Moon

 


 

2. Angel Olsen 『Big Time』

 

米シカゴを拠点に活動するSSWによる6thフル。

Angel Olsenの優しい歌声で歌われるゆったりとしたカントリー調の曲群、本当に沁みます。郷愁に駆られるような気持ちにさせられると同時に、柔らかい光に包まれているような暖かい気持ちにもさせてくれます。シンプルにただただ美しい歌が並んでいるだけのアルバムが、こんなにも素晴らしい。

朝の目覚めにも、気だるい昼下がりにも、夜眠る前にも、どんな時に聴いても寄り添ってくれる、そんなアルバムです

☆ #5. All The Flowers

 


 

3. Animal Colloctive 『Time Skiffs』

ボルチモア出身のサイケ4人組による11thフル。

アニコレらしい遊び心に溢れた万華鏡的サウンドでありながら全然わざとらしくない、すごくナチュラルなサイケデリアで、開放的な雰囲気すら感じる内容が最高ですね。びっくりするほど自然に心身へ染み渡るサイケデリアで、なんというか、自分にとって理想的なサイケだなあと感じますね。かなり久しぶり(6年ぶりくらい?)にメンバー4人が揃って作成されたレコードということですが、やはり彼らが鳴らす遊んでる感のあるサウンドは最高です。サイケとポップを絶妙なバランスで溶け合わせた、彼らの集大成的な作品だと思います

☆ #4. Strung with Eveything

 


 

4. Arctic Monkeys 『The Car』

英シェフィールドの4人組による7thフル。

待ちに待ったアークティックの新作、再生した瞬間に持っていかれました。前作Tranquility Base Hotel & Casinoの路線をさらに突き詰めたような内容で、より美しく地に足のついたものになっている印象です。やはり全体的にゆったりとしたテンポですが、その中でもストリングスの響きが美しすぎますね。その優美なストリングスと粘り気のあるバンドとしてのグルーヴが絡み合って、これ以上ないくらい心地良いサウンドになっています。Alexのヴォーカルにもさらに磨きがかかって、艶っぽさマシマシの歌声と上品で奥深いサウンドの組み合わせはもはや無敵ですよ。ギターの主張が復活し、ロックバンドとしてのスタイルを貫いているのも美しい・・・

いったいどこまで連れて行ってくれるのか、今後もますます楽しみになってしまいます

☆ #1. There'd Better Be A Mirrorball

 


 

5. Beach House 『Once Twice Melody』

ボルチモアのデュオによる8thフル。

ゆったりとした音像で、超高品質なドリーム・ポップ、サイケを聴かせてくれます。全18曲85分という長尺なレコードですが、その長さが気にならないどころか、ずっと聴いていたくなってしまいます。全4章に分かれているということで、アルバム内で分割されていることも聴きやすさに繋がっているのかもしれません。とめどなく流れ込んでくる柔らかで美しい曲群に昇天しそうになります。すべての音が心地よく、完成された美しさを持つドリーム・ポップの王よ・・・

まさに彼らのキャリアにおける集大成的なアルバムになっているように感じます

☆ #6. ESP

 


 

6. Big Thief 『Dragon New Warm Mountain I Believe in You』

米ブルックリンの4人組による5th。

これまで通り、インディー・フォークなサウンドが基調となっていますが、シンプルなフォークサウンドから「これなんだ?」となるような実験的サウンドナチュラルに移行する場面があってすごい。暖かい面と実験的な面が絶妙な塩梅で共存しているので最高です。フォークフォークと言いつつも、相変わらずインディー・ロックなサウンドも多しバラエティ豊かで飽きさせませんね。そして何よりも気持ち良すぎ&変態的なバンドアンサンブルが最高。インディー・フォーク基調でどうやったらこんなサウンドプロダクションになるのか・・・

ライブ見て改めて感じましたが、Adrianne Lenkerのギターヒーロー感半端ないぜ・・・

☆ #9. Flower of Blood

 


 

7. Bubble Tea And Cigarettes 『There's Nothing But Pleasure』

米ニューヨークのデュオによる1stフル。

甘く切ないメロディに蕩けるようなボーカル、リバーブかけまくりのギターと、これ以上ないくらい極上のドリーム・ポップを聴かせてくれます。ストリングスとシンセの音も効いていて、ポップスとしての強度も高いという完璧すぎるサウンドになっています。全編ゆったりとした曲調でくどくなるかと思いきやそんなことはなく、むしろこのサウンドと世界観をもっと味わいたくなってしまいます。これが1stアルバムなんですから驚きです。上記のBeach Houseと似たり寄ったりに感じるかもしれませんが、こちらの方がメロディ重視で甘い印象。本当に美しいアルバムですよこれは・・・

☆ #8. 5AM Empanada With You

 


 

8. caroline 『caroline』

英ロンドンの8人組による1stフル。

シカゴ音響派っぽくもあり、フォーク的な要素もある、その上ガチガチのインプロであると・・・なんというか、すごく掴みどころのない音楽なんですが、全く破綻していません。それどころかスルスル聴けてしまう不思議。インプロで徐々に高まっていく緊張感が最高に気持ちいいです。長尺の曲の次にインタールード的な短い曲を入れてくるという、アルバムの構成にこだわりがあるっぽいのも好きです。まさしく孤高と呼ぶに相応しい、現行のどのシーンにも属さないような美しいアルバムです

☆ #6. Engine (eavesdropping)

 


 

9. ELLEGARDEN 『The End of Yesterday』

千葉の4人組による16年ぶりの6thフル。

今この時代にエルレの新譜が聴けるというだけで感涙ものですが、肝心の内容はというと「少し大人になって落ち着いたELLEGARDEN」といった印象です。00年代ポップ・パンク的な疾走感のある速い曲は少なく、かなりエモ寄りになっていると感じました。そういう意味で言えば初期のエルレっぽくもあり、原点回帰しているとも言えますが、よりじっくり聴かせるアルバムになっている印象。メンバーも年齢を重ねているわけですから、若いころのような勢いに乗りまくったサウンドでなくなるのは当然で、まさに現在進行形のELLEGARDENになっています。円熟味を増した今の彼らにしか鳴らせないエモ、最高ですよ

☆ #8. チーズケーキ・ファクトリー

 


 

10. Ex-Vöid 『Bigger Than Before』

元Joanna Gruesomeのメンバーを中心に結成された4人組による1stフル。

最初の音源が出てから随分待ったように感じましたが、待った甲斐ありました。キャッチーなメロディに乗るジャングリーでキラキラしたギターサウンド、そこに加わる美しいコーラスワーク・・・完璧じゃないですか。ギター・ポップ、パワー・ポップのすべてがここにあると言っても過言じゃないですね。#2や#8の頭ではハードコア由来の激しさも感じさせますが、それもすぐにギター・ポップに転換してしまうという潔さ。ギターの音、コーラス、すべての音が爽快で聴いていて本当に気持ちが良い。

永遠なるギター・ポップレコードよ・・・

☆ #9. No Other Way

 


 

11. Ferri-Chrome 『Dazzling Azure』

東京の4人組による1stフル。

シューゲイズやギター・ポップがルーツにあるであろう疾走感抜群のキラキラしたサウンドがもうたまらない。美メロに乗る轟音とアルペジオ、そして澄み渡るヴォーカルとコーラス・・・非の打ち所がありませんね。自分のようなギタポ好きからしたら本当に昇天しそうになるくらい気持ちいいアルバムですよ。心地良く、美しいレコードだ・・・

☆ #8. Glad to See You

 


 

12. Fontaines D.C. 『Skinty Fia

アイルランドはダブリン出身の4人組による3rdフル

不穏な#1から始まり、絶妙なバランスで踊れる#4、あまりにも軽やかで美しい#6と、これまで以上にバラエティ豊かなアルバムになっています。退廃的で硬質なポスト・パンクを下地にしているのは変わりませんが、それ一辺倒ではなくそこから一歩踏み出したような、広がりのある内容になっている印象。#6. Roman Holiday を初めて聴いたときは、こんなポップな曲を書くのか!と本当に驚きましたね。すでに唯一無二の世界観を持っているバンドですが、まだまだ成長・変化していくんだろうという確信もあって本当に楽しみです。いったいどこまで行ってくれるのか・・・

☆ #9. I Love You

 


 

13. Hippo Campus 『LP3』

ミネソタの5人組による3rdフル。

耳障りの良い爽やかなギターサウンドを中心とした1st、エレクトロ的要素を大々的に取り入れてスケールアップした2nd、その1stと2ndでやってきたことを昇華して作られた3rdのこの美しくもザラついたサウンド・・・最高ですね。#1の歪みまくったドラムの音に代表されるザラついた質感と、根底にあるメロウで瑞々しいサウンドが合わさってとにかく心地良いレコードになっているように感じます。常に変化して来たと言っていい彼らのサウンドですが、今作では彼ら自身のやりたいとこに到達したのかなとも思ったり。とにかく素晴らしいインディー・ポップです

☆ #1. 2 Young 2 Die

 


 

14. 羊文学 『our hope』

東京の3人組による3rdフル。

まず4ADみを感じる浮遊感抜群の#1が最高ですね。アルバム全体としてはキャッチーな曲が多く、サウンドもクリアな感じがあってインディー感は前作より薄まっている印象です。そういった中、要所で顔を出すシューゲ的要素がたまりません。#12後半の轟音なんか最高です。とにかく轟音の使い方が抜群で気持ち良い。ポップさとのバランスも最高で隙がないですよね

☆ #9. ワンダー

 


 

15. Horsegirl 『Versions of Modern Performance』

米シカゴの3人組による1stフル。

一聴してわかるこの90'sオルタナの遺伝子、たまりませんね。ぶっきらぼうなボーカルに無機質でノイジーなギター、これだけでも最高。なんですが、随所にエモーショナルなギターが顔を出し、それを適度にポップなメロディに乗っけてくるんですから、もう言うことなしじゃあないですか。そういった中で出てくる#4や#7のノイズ出しまくりギターインプロ、良すぎです。Sonic YouthStereolabYo La Tengoの遺伝子を色濃く受け継ぐ2020年代のバンド、う~ん最高!

☆ #2. Beautiful Song

 


 

16. 結束バンド 『結束バンド』

アニメぼっち・ざ・ろっく!の劇中バンド、結束バンドによる1stフル。

リードギターのぼっちちゃんこと、後藤ひとりがギターがうまいという設定を反映してか、ものすごいギターアルバムになっています。どの曲でもリードギターが唸る唸る。もちろんギターの独りよがりなアルバムではなく、しっかりとしたバンドアンサンブルで非常に気持ちが良い。「4人編成ロックバンドとしての音」にこだわったということで、ギター、ベース、ドラム、ヴォーカル以外の音は一切聴こえてこない徹底ぶり。そうは言ってもやはりギターが良すぎて、ギター好きにとっては絶頂モノのアルバムですよ。アルバム全体の流れも良くてスルスルっと聴けてしまう心地良さもありますね。まあとにかくギター、最高のギターアルバムです

☆ #10. なにが悪い, #13. フラッシュバッカー

 

アルバムとは関係ありませんが、俯き加減にギターを弾きまくるぼっちちゃんに何故かThe Stone Roses/The SeahorsesJohn Squireを重ねてしまいました・・・

John Squireは僕にとって永遠のギターヒーロー、つまりぼっちちゃんはJohn Squire(絶対違う)

 


 

17. Launder 『Happening』

米ロサンゼルスのミュージシャン、John Cudlipによるソロプロジェクトの1stフル。

「90'ローファイとシューゲイズが交差するサウンド」とよく言ったもので、まさにあの頃のオルタナ/インディーを感じさせる轟音がたまりません。ノイジーなギターと甘く気だるいメロディが絡み合うサウンドはいつだって最高なわけです。ものすごく90年代感がありますが、ただ懐かしいだけではなく、しっかり現代の音としてアウトプットできていて完成度が凄まじい。高い完成度を誇る反面、妙な荒削り感もあって最高。今後もますます楽しみです

☆ #7. Rust

 


 

18. Luby Sparks 『Seach + Destroy』

東京の5人組による2ndフル。

前作までは4AD的なドリーム・ポップ、シューゲイズ路線だったイメージですが、今作ではそこから飛び出したような印象があります。浮遊感のある曲から、地に足のついたどっしりとしたヘヴィな曲、そして弾けるようにポップな曲と、バラエティ豊かで楽しい。何よりすごくパキッとした音になったというか、音の輪郭がすごく鮮明になったように感じます。(もちろん前作までの路線も大好きです)ヴォーカル交代後初のアルバムの認識ですが、それが良い意味で変化をもたらしているように思います。バンドとして新しいステージに入った感があって今後も楽しみですね。

☆ #9. One Last Girl

 


 

19. The 1975 『Being Funny In A Foreign Language』

マンチェスターの4人組による5thフル。

とにかくポップ。いつものオープニングトラック「The 1975」からすでにポップ。しかも派手なものではなく、ソフトにポップであるというのがまた良い。今作では実験的な要素はほぼありませんが、前述の通りポップに振り切った作品で、ある意味原点回帰的なアルバムになっているのかなと思ったり。80'sディスコ、フォーク、シューゲイズ、チェンバー・ポップ等々、様々なジャンルをThe 1975流のポップスとしてまとめて表現できることの美しさ・・・本当に素晴らしいですね。彼らの作品遍歴的に、比較的コンパクトなアルバム→長大なアルバム→比較的(ry・・・と交互に出してきたイメージがありますが、今回はコンパクトな方。そしてこれまでのアルバムの中で、最も統一感のある内容になっている印象です。聴こえてくる音すべてが優しくて暖かい、本当に心地良いアルバムです

☆ #6. I'm In Love With You

 


 

20. No Suits In Miami 『Nothing Ever Happens』

スウェーデンはルンドの4人組による2ndフル。

疾走感のある曲にジャングリーなギター、そして甘く切ないメロディ、最高ですね。スローな曲では哀愁漂う美メロを文字通り堪能できるメロウな作りになっていて、これもまたたまりません。まさにギタポの王道ですが、そこにドリーミーな音作り・雰囲気もあるのがズるい。空間系のエフェクトを効かせたギターのアルペジオはつまり答えであり無敵なんですねえ。甘酸っぱいキラキラした疾走感にあふれるサウンドで、インディー・ポップ、ギター・ポップの金字塔的レコードです

☆ #3. Over And Over

 


 

21. Rex Orange County 『WHO CARES?』

ハンプシャーはグレイショット出身のSSWによる4thフル。

前作よりストリングスを多めに使っている印象ですが、全くわざとらしさがありません。むしろあまりにナチュラルな雰囲気で、聴いていてなんだかホッとします。暖かく柔らかなサウンドですごく心地良い。なんというか、陽だまりのようなアルバムですね。オランダのポップマエストロことBenny Singsとの共作ということですが、やはり相性がいいんでしょう。全編リラックスした雰囲気でありながら、隙のない音作り、素晴らしいですね。まさにポップの魔法よ・・・

☆ #4. Amazing

 


 

22. Say Sue Me 『The Last Thing Left』

韓国・釜山の4人組による3rdフル。

渇いた轟音あり、爽やかなギタポあり、エモーショナルな泣きのギターあり、気だるげなサウンドありと完璧です。浮遊感がありつつもダルさのある、絶妙に脱力した雰囲気なのは前作までと同じですが、今作のアレンジと合わさってあまりにも心地良い音になっていますね。その中で#3や#4なんかは、これまでにはなかったような軽やかでソフトな曲の印象。時に気だるく時に爽やかに、轟音と美しいアルペジオに癒されます。まさに俺の求めたインディー・ロックサウンドがここにあるって感じで最高です

☆ #7. Photo Of You

 


 

23. Spiritualized 『Everything Was Beautiful』

Jason Pierceを中心とした英スペース・ロックバンドの9thフル。

轟音サイケデリアを根底に、壮大かつどこか暖かさを感じる歌を聴かせてくれます。30人以上のミュージシャンを招聘して作られたということで、ギターバンド的な轟音にストリングスやブラスといった音が加わってさらに広大なサウンドスケープになっています。優しすぎるメロディからは牧歌的な雰囲気すらも感じて、暖かさが半端じゃない。しかもアルバム全体が多幸感、生命力に満ち溢れていて美しい。分厚い音の壁と言ってもいいような壮大でダイナミックなサウンドながら、全くくどさがなくスルスルっと聴けてしまうベテランの技。いやあ本当に気持ちいい

☆ #4. Crazy

 


 

24. Suede 『Autofiction』

英ロンドンの5人組による9thフル。

前2作のような重苦しく荘厳な雰囲気は鳴りを潜め、今までのどのアルバムよりも力強いサウンドになっている印象です。Brett Andersonが「"Autofiction"は俺らのパンク・レコードだ(以下略)」と言っていましたが、なるほど納得の内容です。そうは言ってもBrettの声からは隠し切れない耽美さが漏れ出しているのはご愛嬌。Richard Oakesのギターも歪みまくり唸りまくりで最高です。前作The Blue Hourで一旦やりたいことはやり切ったような印象で、次はどうなるんだろうかと思っていましたが・・・耽美さはそのままに力強くなって帰ってきましたね

☆ #3. 15 Again

 


 

25. warbear 『Patch』

Galileo Galilei、BBHFの尾崎雄貴によるソロプロジェクトの2ndフル。

アルバム全体から柔らかくリラックスした雰囲気が感じられるのがまず良いですね。インディー・ロック、インディー・ポップ、シンセ・ポップ等々、様々なジャンルの音楽を横断したような内容ですが、非常に軽やかで心地良いサウンドになっています。そばにあるものを掴んで、やりたいように組み立てる、そんなフットワークの軽さのようなものを感じます。そういった意味では、ベッドルーム・ポップのような趣もありますね。彼の作るメロディと歌声には不思議な包容力のようなものを感じるのですが、今作ではこのパーソナルな雰囲気でそれがより際立っているように感じます。暖かく、素晴らしいポップスです

☆ #8. やりたいこと

 


 

ここからアニソン20選

こちらはただ並べていくだけになります。順番はアニメのタイトル順です

 

 

1. うちの師匠はしっぽがない

OP「幻愛遊戯」GARNiDELiA


 

2. Extream Hearts

OP「インフィニット」岡咲美保


 

3. エスタブライフ グレイトエスケープ

OP「ラナ」めいちゃん


 

4. 怪人開発部の黒井津さん

OP「Special Force」AXXX1S


 

5. 後宮の烏

OP「MYSTERIOUS」女王蜂


 

6. ゴールデンカムイ 第四期

ED「すべてがそこにありますように。」THE SPELLBOUND


 

7. サマータイムレンダ

OP「星が泳ぐ」マカロニえんぴつ


 

8. 新米錬金術師の店舗経営

OP「はじまるウェルカム」大西亜玖璃


 

9. スローループ

ED「シュワシュワ」Three Loop


 

10. その着せ替え人形は恋をする

ED「恋ノ行方」あかせあかり


 

11. チェンソーマン

ED「CHAINSAW BLOOD」Vaundy


 

12. であいもん

ED「ここにある約束」であいもん


 

13. 東京24区

OP「Papersky」Survive Said The Prophet


 

14. 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 第2期

ED「夢が僕らの太陽さ」虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会


 

15. 農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。

OP「ローリンソウル・ハッピーデイズ」ポップしなないで


 

16. はたらく魔王さま!!

ED「水鏡の世界」堀内まり菜


 

17. パリピ孔明

OP「チキチキバンバン」QUEENDOM


 

18. ビルディバイド -#FFFFFF-

OP「Gold」EGOIST


 

19. 異世界美少女受肉おじさんと

ED「"FA"NASYと!」Luce Twinkle Wink☆


 

20. 平家物語

OP「光るとき」羊文学


 

21. ぼっち・ざ・ろっく!

ED「なにが悪い」結束バンド


 

22. 勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う

ED「LOVE&MOON」高野麻里佳


 

23. リコリス・リコイル

ED「花の塔」さユり


 

24. 連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ

OP「WONDERFUL WORLD」ルミナスウィッチーズ


 

25. 咲うアルスノトリア すんっ!

ED「With you」cluppo


 

 

以上!

2022年上半期ニコマス20選

w.atwiki.jp

基本レギュレーション

対象動画から20作品以内でセレクトして紹介記事を作る

  • 選考基準は自由!
    • 好きな作品を集めるもよし、テーマを設けた作品集にするもよしです。
    • 作品数は1本からでも歓迎いたします!知人票も自推もご自由に。
  • ブログやマイリストで作品を紹介する記事を作成し、誰でも見られる公開状態にしてください。
    • 紹介文やコメントは必須条件ではありませんが、あればより楽しめるとは思います。
    • 作者名(プロデューサー名)を書き添えていただけると、集計作業時に助かります。

 

※順番は投稿日順です。

 


 

1. 途方さん

未来への希望に満ち溢れているこのキラキラ感、最高です

 


 

2. やかさん

いろんな音が聞こえてくるのにまとまっていて美しい。特に後半の轟音が好きです

 


 

3. Pacific Sideさん

とにかくカットが滑らかで気持ちいい。音の取り方も好きです

 


 

4. Ximco(ヒムコ)さん

まゆちゃんkawaii!と思ったらそれだけじゃない。ある意味1粒で2度おいしい動画です

 


 

5. 八海山大五郎P

ほんわかタレ目の3人がどっしりバチっと決めててクール!杏を信じなさい

 


 

6. シャキシャキレタスさん

パステル調の色調とポップな演出が合わさって最高です。クレジットの演出も拘りを感じて好きです

 


 

7. よぅさん

ミリオンPrメンバーによる全編kawaiiステキ動画。ダンスもキレキレで気持ちいいですね

 


 

8. guさん

地獄めいたタイトルですが、ミリシタのあらゆる演出を使いこなしてて最高にクール。中盤の衣装チェンジと後半の畳みかけに震えます

 


 

9. さえもんさん

爽やかで切ない雰囲気、最高に好きです。ダンスも気持ち良くて楽しい。なんというか、休日の昼下がりに見たくなるような動画です

 


 

10. ドカっとハゲなあかんやんさん

圧倒的に神々しい霧子ちゃん・・・なんと美しい音色なのでしょうか

 


 

11. 感想さん

いまだ消えないこの恐怖感

 


 

12. ゲストさん

最高にゆるふわでkawaii。癒されます

 


 

13. 電動P

とことん小春ちゃんkawaiiステキ動画。ゆるやかでとっても心地いいですね

 


 

14. フケデエメセヘレさん

オシャンな雰囲気の中キメッキメの三船さんかっこいい!ダンスの合わせもキレキレで気持ちいいですね

 


 

15. LMさん

元気に跳ねまわる可奈ちゃんが最高にkawaii!

 


 

16. 上品さん

利息回収に来てほしいアイドルこと五十嵐響子ちゃんの音MAD。「債鬼ですか?アイドルです」のとこが特に好きです

 


 

17. 回P

軽やかで等身大な雰囲気が大好きです。カット多めなのに全く違和感なくスッと見られるのホントすごい

 


 

18. k10(ケーテン)さん

美嘉姉とAvrilの相性抜群ですねえ。kawaii&強いカリスマギャル!

 


 

19. よわかぜさん

映像・人力ともにとってもkawaii雪美ちゃん。癒しです

 


 

20. 冷茶さん

哀しき課金ソングを元気に歌い上げる奈緒ちゃんkawaiiね。衣装替えがこれまでの激闘を物語っていますね・・・

 


 

以上!

21年アルバム20選+アニソン20選

2021年にリリースされたアルバム私的20選です。

例年通りめちゃめちゃ偏ってます。

番号振ってますが順位等はありません。順番はABC/あいうえお順です
※批評ではなく、ベタ褒め記事です

 

 

1. The Boys With The Perpetual Nervousness『Songs From the Another Life』

スコットランドのギタリストとスペインのドラマーによるユニットの2ndフル。

12弦ギターが奏でるキラキラした音とメロディが素晴らしすぎて、思わずうっとりしてしまいます。

自分はいわゆる「ギター・ポップ」と呼ばれる音楽が大好きで、それなりにディグってはいるつもりなのですが、このアルバムは今まで聴いてきたギタポレコードの中でもトップレベルに好きなアルバムになりましたね。

柔らかいサウンドが心地よく、いつまでも聴いていられそうな感覚になります。

全10曲で30分弱という尺も良い!

最高のギター・ポップ、パワー・ポップレコードですよこれは・・・

☆#7 Waking Up In The Sunshine

 


 

2. Clairo 『Sling』

来ました、Clairo待望の2ndフル。

Clairo本人の精神的な状況や時勢の影響もあってか、前作よりもかなり内省的な作品になっているように感じます。

割とインディー・ロック色が強くキャッチーな曲も多かった前作と比べ、フォーキーで静か曲が多いので地味に感じるかもしれませんが、そこがいいんですよね。

アコギの乾いた音、ピアノ、ストリングスの音色に彼女のキュート&ドライなヴォーカルが合わさって、まさに沁みるようなアルバムです。

寒い冬の夜に聴くと格別です

☆#2 Amoeba

 


 

3. Claud 『Super Monster』

米ブルックリン出身SSWのデビューAL。

アルバムを再生してオープニングの『Overnight』が始まった瞬間、スッと耳に入ってくる音の滑らかさと軽やかさ、お見事です。

ただ音が滑らかなだけじゃなく、どの曲も抜群にメロディーが良いので文字通りずっと聴いていられるアルバムだと思いますね。

ジャケと同じようにアレンジもカラフルで全然飽きない、すごいぜ。

内省的すぎず、明るすぎもしない、まさに「ベッドルームポップ」のお手本のようなアルバムだと思います

☆#1 Overnight

 


 

4. Courtney Barnett 『Things Take Time, Take Time』

オーストラリアのSSW、Courtney Barnettによる3rdフル。

正直やってることは前作まであんまり変わらないんじゃないかと思いますが、彼女の地元でレコーディングされたということもあってか、かなりリラックスした作品になっているような印象を受けました。

リラックスした雰囲気と彼女の気だるげな歌い方が見事にマッチして、ものすごい安心感のようなものがありますね。

リズム隊も適度に締まっているので、ただゆるいだけではないのもポイント。

まあとにかくギターの音が良い・・・

☆#6 Take It Day By Day

 


 

5. Drug Store Romeos 『The World Within Our Bedrooms』

ハンプシャー出身の3人組によるデビューAL。

4AD所属アーティストっぽい、夢見心地で幽玄なサウンドが気持ち良すぎる(実際の所属はFiction)

ゆらゆら揺蕩うようなシンセの音とタイトなリズムが絡み合った、この上なく美しいサウンドを聴かせてくれます。

ヴォーカルのSarah Downieのキュートかつダウナーな声と、バンドの出してる音の相性がものすごく良いのでそれだけでも高得点なのですが、楽曲の完成度もハチャメチャに高いので満点ですわ。

私的今年の新人王

☆#6 Frame of Reference

 


 

6. Gruff Rhys 『Seeking New Gods』

真正サイケ野郎こと、Gruff Rhysの7thアルバム。

今作を初めて聴いたとき、「これ、Super Furry Animalsの新作ってことにしない?」なんてことを思ってしまいました。

サイケとポップのバランスが絶妙なうえ、今までのソロ作品の中でも特にバンドサウンドっぽい作りになっているので仕方ないでしょう。

それでもやっぱりGruffソロ特有のやさしさと柔らかさが楽曲の端々から感じられるので、SFAのアルバムではないんだよなあ・・・

正直言って彼のソロアルバムでは最高傑作だと思います

☆#6 Holiest of the Holy Man

 


 

7. Japanese Breakfast 『Jubilee』

Michelle Zaunerのソロプロジェクト、Japanese Breakfastの3rd。

1stと2ndはシューゲやドリポの要素を多分に含んだ浮遊感のあるサウンドが特徴だったんですが、今作はドがつくほどのポップス。

もともと良いメロディの曲を書く人だったので、こっちの路線に乗ったらもう無双状態、無敵のポップアルバムが出来てしまいました。

80'sっぽい曲ありーの、シューゲっぽい曲ありーのでカラフルかつタイトル通りの、幸福感溢れるアルバムになっています。

クセになって気づいたら永久にリピートしています

☆#3 KoKomo, In

 


 

8. Jon Hopkins 『Music for the Phychedelic Therapy』

英国のプロデューサー、Jon Hopkinsの6th。

「幻覚セラピーのための音楽」というなかなか直球なタイトルのアルバムですが、

LSD的極彩色のサイケポップではなく、アンビエントっぽい静かな作品となっています。

セラピーってタイトルにあるし、ヒーリング的な感覚で聴いていたんですが、Jon Hopkins本人は「これはリラックスして聴く音楽ではないし、ヘッドフォンで大音量で聴いてくれたら嬉しい」的なことを言っていてびっくりしたのを覚えています。

洞窟で録られたというトラックには川の音や鳥の鳴き声などが入っていて、集中して聴くとまさに音に溶けていくような感覚に陥って、「確かにセラピーだなあ・・・」という浅い感想が出てしまいました。

何はともあれいいアルバムなので、ぜひ

☆#2~4 Tayos Caves, Ecuador ⅰ,ⅱ,ⅲ

 


 

9. Julien Baker 『Little Oblivions』

米メンフィス出身のSSW、Julien Bakerの3rdフル。

1stは弾き語り主体、2ndはそこにピアノやストリングス加えたようなアレンジで前2作はどちらかというと静かなアルバムだったのですが、今作はバンドサウンドを取り入れてダイナミックなサウンドになっています。

そのダイナミックなアレンジと彼女の繊細ながら力強さのあるヴォーカルが組み合わさって、文句のつけようがない最高のアルバムになってますね。

切ないのに力強くて、生き生きとしているのにどこか悲しくて。

なんだか自分の心にそっと寄り添ってくれるようなアルバムだなと勝手に感じています。

今年最も聴いたアルバムです

☆#2 Heatwave

 


 

10. Massage 『Still Life』

元ペインズのAlex Nadiusを中心に結成されたインディー・ポップバンドの2ndフル。

このアルバム、ジャングル・ポップ、ギター・ポップと呼ばれるジャンルの「答え」だと思ってます。

答えは言い過ぎかもしれませんが、「教科書」と言ってしまっていいと思います。

何が最高かってやっぱりキラキラ、ジャカジャカしたギターなんですよね、心の中のインディーキッズを刺激してもうたまらない。

軽やかに跳ねるような楽曲がズラッと並んでいるので、聴いていて単純に楽しいのです。

爽やかなアルバムなので聴くと心が晴れやかになります

☆#7 In Gray & Blue

 


 

11. Mt. Misery 『Once Home, No Longer』

イングランド、ハートプール出身のギター・ポップバンドによるデビューAL。

柔らかいサウンドながら憂いのあるメロディがいかにもな感じですが、これがまた素晴らしい。

晴れの日のような爽やかさと、どこか靄がかかったようなほのかな暗さが共存していて、じんわり心に沁みるようなアルバムです。

クリーントーンアルペジオ主体のリードギターがこのアルバムを象徴しているというか、飾らない日常の一部のような雰囲気がすごく好きですね。

派手さは全くありませんが、日々の生活にそっと寄り添ってくれるようなアルバムです

☆#1 The Dreaming Days Are Over

 


 

12. Teenage Fanclub 『Endless Arcade』

ギター・ポップの聖地グラスゴーの雄、我らがTFCの11thアルバム。

バンドの中心メンバーであったGerard Love脱退後初のアルバムということもあって、期待と不安が入り混じった中でのリリースでしたが、心配無用でしたね。

Normanのシンプルながらポップな曲と、Raymondのちょっとひねくれたサイケ風味な曲が以前とそう変わらない姿で収められていて、なんだか安心感がありました。

それと同時に、新加入のEuros Childsのキーボードによって、Normanの曲はよりポップに、Raymondの曲はよりサイケになっているようにも感じて、新鮮味もありましたね。

今は曲作りはNormanとRaymondの2人体制ですが、Eurosも書いてくれたらもっと面白くなりそうだなーと思ったり。なんてたって元Gorky’sですからね。

相変わらず美メロの良い曲が並んでいるので今作も大好きです

☆#9 Back in the Day

 


 

13. Teenage Wrist 『Earth In Black Hole』

米ロサンゼルスを拠点に活動している2人組による2ndフル。

今作制作前にベース/ヴォーカルを担当していたKamtin Mohagerが脱退した影響か、前作と比べ結構音楽性が変わってます。

変わったというよりかは、曲の幅が広がってカラフルになった印象があります。

#4 Yellobellyなんかはドリーム・ポップか!?と思うような曲ですし。

前作はアルバム全編が重く、グランジっぽいサウンドでしたが、今作はどちからというとエモっぽいサウンドと雰囲気になってるように感じました。

激しく疾走感のあるサウンドと美しいサウンド、そこにキャッチーなメロディーが加わるので無敵ですよ。

非常に完成度の高いアルバムだと思います

☆#4 Yellowbelly

 


 

14. The Umbrellas 『The Umbrellas』

サンフランシスコ・ベイエリアから現れたThe Pastelsの後継者、The Umbrellasの1stフル。

音楽性はグラスゴー周辺のいわゆるアノラック系な感じで、C86直系ともいえますが、西海岸出身らしく?夏に聴きたくなるような爽やかさがあります。

このサウンドで男声女声混合ヴォーカルなの反則じゃないですか?

男声ヴォーカルのヘロヘロ具合と女声ボーカルの絶妙に拙い感じに、ジャングリーなギターサウンド、最高だぜ。

まさにあのころのインディーな作品。ノスタルジックでありながら、どこか新鮮味がある不思議。

でもやっぱりこのキラキラ感と清涼感、たまらんね・・・

☆#6 She Buys Herself Flowers

 


 

15. グソクムズ 『グソクムズ』

東京・吉祥寺出身の4人組による1stフル。

爽やかで優しい感じのメロとサウンドがこのアルバムの基本になってます。

ですがメンバー4人全員がソングライターということもあって、やさぐれた感じ曲やちょっとムーディな感じの曲もあって、幅があるのもいいですね。

「いい曲」だけが詰め込まれた、新人らしからぬ落ち着いた、非常に完成度の高いアルバムだと思います。

ついつい口ずさみたくなるような、キャッチーなメロディでありながら、全くしつこくない抜群のバランス感覚が最高です。

素朴で懐かしいサウンドですが、しっかり現代に通じるアレンジになっているので全く問題なし。

単純にいいアルバムです

☆#4 駆け出したら夢の中

 


 

16. TENDOUJI 『Smoke!!』

千葉・松戸出身のインディー・ロックバンドの3rdアルバム。

ゆったりとしたオープニングからポップ・パンク然とした疾走感のある曲で始まり、美メロのギター・ポップ的な曲に入っていく流れがすごく好き。

曲が良いっていうのはもちろんですが、アルバムの構成も素晴らしいので流れるように聴けるのもグッド。

なんというか、肩の力が抜けた、彼ららしいアルバムになってるんじゃないかと思います。

なんと彼らは今作の前に「MONSTER」というアルバムをリリースしていますが、自分はこっちを選びました

☆#4 Young Love

 


 

17. ハンブレッダーズ 『ギター』

大阪出身の3人組による2ndアルバム。

正直ギターサウンドだけでいうならメジャーデビュー前のころの彼らの方が好きなんですが、今作はそのころと同じぐらい好き。

ノーマルなギターサウンドからアルペジオ主体のキラキラしたサウンドあり、ハード・ロック的なギターリフあり、メタルっぽい速弾きありと、バリエーション豊かで聴いていて楽しいですね。

このバンドはメロディの良さとそこに乗せる歌詞の語感の良さが抜群なバンドだと思っているのですが、それは相変わらず気持ち良すぎるぐらい素晴らしい。

あと、タイアップしまくりですごいビッグになりました、いいことです

☆#5 スローモーション

 


 

18. BROTHER SUN SISTER MOON 『Holden』

大阪を拠点に活動するインディー・ロックバンドの1stフル。

オープニングトラックを聴いただけで、「あ、これサイケなやつやな」ってわかるこの感じ、最高ですね。

ただサイケで埋め尽くされた難解なアルバムというわけではなく、むしろポップ寄りな内容になっているように感じます。

つかみどころのないフワフワした感覚のある音使いと、美しいメロディが合わさった非常に心地良い音楽を聴かせてくれます。

Beach HouseやTame Impalaなんかにも通じるサイケ・ポップなんじゃないかなあとも思ったり。

つまり最高ということです

☆#12 Painted Memories

 


 

19. Homecomings 『Moving Days』

京都で結成されたギター・ポップバンドの通常4枚目、メジャーデビュー後初となるアルバム。

前作の路線をさらに推し進めたような印象ですが、よりポップス的サウンドになって安心感のある作品になっているように思います。

このバンドの出すギターの音が大好きなんですが、ポップス寄りになっているから後退している、埋まってしまっているということはなく、変わらず良い音を聴かせてくれて嬉しいですね。

素朴な響きはそのままに、柔らかさにさらに磨きをかけて、聴いているだけでやさしさに包み込まれるような、あたたかい気持ちにしてくれるアルバムです。

彼らの自然体なギター・ポップサウンドをこれからも聴き続けていたいですね

☆#4 Good Word For The Weekend

 


 

20. YAJICO GIRL 『アウトドア』

大阪出身の5人組による2ndアルバム。

前作で「いいギターバンド」から「いいポップバンド」に変化したと勝手に思っているのですが、今作でその変化したサウンド完全にものにした感があります。

タイトル通り開けたサウンドになっていて、聴いていてすごく気持ちいいんですよね。

バンドの編成に囚われずに自由な音作りをしているような曲もあって、そういう意味でもオープンなアルバムだと思います。

あと単純に音がすごく良くて気持ちいい。

超高品質のポップスだと思います

☆#5 FIVE

 


 

ここからアニソン20選

こちらはただ並べていくだけになります。順番はアニメのタイトル順です

 

 

1. ウマ娘 プリティダービー Season2

OP「ユメヲカケル!」スペシャルウィーク(CV.和氣あず未)、サイレンススズカ(CV.高野麻里佳)、トウカイテイオー(CV.Machico)、ウオッカ(CV.大橋彩香)、ダイワスカーレット(CV.木村千咲)、ゴールドシップ(CV.上田 瞳)、メジロマックイーン(CV.大西沙織)


 

2. 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ

主題歌「閃光」[Alexandros]


 

3. サクガン

ED「Shine」MindaRyn


 

4. シャドーハウス

ED「ないない」ReoNa


 

5. 呪術廻戦 0

ED「逆夢」King Gnu


 

6. スーパーカブ

OP「まほうのかぜ」熊田茜音


 

7. SCARLET NEXUS

ED「Fire」Yamato(.S)


 

8. すみっコぐらし 青い月夜とまほうのコ

主題歌「Small world」BUMP OF CHICKEN


 

9. 装甲娘戦機

OP「Dream hooper」逢田梨香子


 

10. 大正オトメ御伽噺

ED「真心に奏」土岐隼一


 

11. 月とライカと吸血姫

ED「ありふれたいつか」Chima


 

12. 東京リベンジャーズ

ED「トーキョーワンダー。」泣き虫


 

13. ビルディバイド -#000000-

OP「BANG!!!」EGOIST


 

14. ぶらどらぶ

OP「Where you are」BlooDye


 

15. 迷宮ブラックカンパニー

ED「ワールドイズマイン」ハンブレッダーズ


 

16. 無職転生異世界行ったら本気だす~

ED「風と行く道」大原ゆい子


 

17. やくならマグカップも 二番窯

OP「夢中の先へ」MUG-MO


 

18. ラブライブ!スーパースター!!

ED「未来は風のように」Liella!


 

19. RE-MAIN

OP「Forget Me Not」ENHYPEN


 

20. ワンダーエッグ・プライオリティ

ED「Life is サイダー」アネモネリア


 

以上!

MLE441お疲れさまでした


2021年の2月13日、20日、27日の3日間にわたり開催されました
『MADLIVE EXP!!!!! vol.441』(以下MLE)に参加しておりました。

いやー楽しかったですね。
こんな短期間に動画(ニコマス)に触れたのっていつ以来だ???っていうくらい、
密度の濃い時間を過ごすことができました。いやもうすごかった・・・

そんなMLEになんと、枠担当として出させていただきました。
これは間違いなく、自分のMAD生活において最も大きな舞台でした。

だってあのMLEだぜ・・・?あまりにもビッグすぎるでしょ・・・
ですので、お声掛けいただいた当初は困惑しておりました。
本当にこんな感じになってました↓


こんな無名の若造が参加してよいのかと。しかも枠担当で。
ですが、この機会を逃すと二度とこういったイベントには参加できないかもしれないし、
絶対後悔する、と思ったので参加を決めました。

自分に枠担当の依頼が来たってことは参加者足りてないのかな・・・(失礼)
と勘繰ってしまったのは秘密。(実際はそんなことなかったようです)

そんなこんなで、参加を決めて本格的に動き出してからはあっという間だった気がします。
不安だった枠制作も楽しんでできました。だって自分の好きな動画しか入ってないからね!
自分としてはあまり負担に感じることもなく、楽しみながら作ることができたのですが、
その分音源担当の街道さんに負担がかかってしまったのかな・・・と思ったり。
(ごめんなさい)

運営陣の皆様の手厚いサポートのおかげで、
これ以上ないくらい満足のいく、好きを詰め込んだ枠にすることができました。
ご覧いただいた方はお分かりになるかもしれませんが、完全にぼくの音楽趣味が反映された
ロック枠になりましたよね。っぱ心はまだまだインディーキッズなのよ。
全部ブロック気に入ってるんですが、特に好きなのが2ブロック目のよぅさん連打からの新作と、インディーキッズ(ぼく)が震えたWave of Mutilation→Race for the Prizeの流れ、
そして3ブロック目全体の流れですね。
3ブロック目の、徐々に成熟していって黒怒虎さんの新作でもう大人になったよね・・・と思ったら、大人になりきれずインディーキッズに戻るっていうような感じの流れ(今考えた)
本当に好き。この音源組んだ街道さんは天才!マジ!

そして、よぅさんと黒怒虎さんの新作ですが、

これになってました。
投稿し始めた当初からずっとファンだったよぅさん、1つの憧れのきっかけであり、こちらもずっとファンだった黒怒虎さん。そんなお2人のステキな新作を、自分の枠に組み込んでいただけるなんて本当にうれしかったです。光栄の極みでございます。ありがとうございました!

自分の新作は枠がある程度できてからそれに合わせて作ったんですが、本当に自由にやらせていただきました。制作プロセスはいつもとほとんど変わりませんでしたね。
ただ違うとこが1つだけあって、それは「1つのダンス素材を複数撮った」という点です。
いつもなら1本のダンス素材でロング・ミドル・アップを適当にガチャガチャしながら、
もしくはオート1発で撮って組んでるんですが、今回はオート・ロング・ミドル・アップを別々で撮って組んでみました。何気に新鮮な気持ちで作れましたね。

↑個人新作制作時のスクショ

長々と書きましたが、ようはめちゃめちゃ良い枠ができたぜ、ってことです。
視聴してくださった皆さんに楽しんでいただけたのなら、こんなに嬉しいことはありません。

視聴者としてMLE全体の感想を一言で言うなら、「めちゃめちゃ楽しかった!」です。
感想力(ちから)が全然ないので、詳しい感想はカットさせてください。お願いします。
本当に楽しかったですよ!あまりの素晴らしさに涙するような場面もありましたし。

最後になりますが、運営陣・参加者・視聴者の皆様、お疲れさまでした!
これ以上ないくらい大きな、素晴らしい経験になりました。
本当に参加してよかったです!




本当に、本当にありがとうございました

20年アルバム15選+アニソン10選

2020年にリリースされたアルバム私的15選です。今年は10枚に絞り切れなかったので15選になってます。例年通りめちゃめちゃ偏ってます。
番号振ってますが順位等はありません。順番はABC/あいうえお順です
※批評ではなく、ベタ褒め記事です




1. Andy Bell 『The View From Halfway Down』

我らがシューゲイズレジェンド、RIDEのAndy Bellによる初のソロアルバム。
発表当時からワクワクしてたんですが、いざふたを開けてみるとこれまた最高な内容に仕上がってました。サイケやエレクトロニカを中心としたサウンドで構成されており、それが抜群に心地いい。もともとサイケ方面にも造詣の深いAndyだからでしょうか、サイケのアプローチには確かな説得力があります。決して派手なアルバムではないんですが、綿密なサウンド構成のおかげで飽きずにアルバムの世界、音に没入できます。
デビューソロアルバムなのに恐ろしい完成度を誇っています。さすがはベテランといったところでしょうか
☆#1 Love Comes in Waves





2. Beach Bunny 『Honeymoon』

米シカゴを拠点に活動しているパワーポップバンドの1stフル。
これぞインディーだ!ギターロックだ!パワーポップだ!と言いたくなるような、往年のパワポファンも唸る内容になっております。思わず口ずさみたくなるようなメロディにストレートなギターサウンドがもうたまりません。9曲25分という収録時間も良いッ!
2021年1月には新作EPもリリースされるぞ!
☆#5 Ms. California






3. The Flaming Lips 『American Head』

サイケの王様The Flaming Lipsによる16枚目のアルバム。
リップスの中でここまで「美しい」という言葉が似合うアルバムがあったでしょうか?
ノイジーなサイケデリアをかき鳴らしていた初期、極彩色でド派手なサウンドを奏でていた中期、独自のサイケデリアを追求してきた後期(近年)、それらを経てたどり着いた先が、今作のあまりにも美しく夢見心地なサウンド。素晴らしい・・・
不穏な雰囲気のインストもありますが、「歌」は全曲メロウでやさしさに満ちたつくりです。
じっくり聴いて作品の世界に浸りたいと思わせてくれるアルバムですよ。
The Soft BulletinやYoshimi Battles~のような派手さはありませんが、彼らのキャリア史上、最も美しい作品だと思います
☆#9 Mother Please Don't Be Sad





4. Fleet Foxes 『Shore』

米シアトル出身のインディー・フォークバンドによる4th。
リリースされた日である9月22日の前日、21日にいきなり発表されてビビり散らかしたのをよく覚えています。
肝心の内容はというと、どこまでも開けて澄んだサウンドとRobin Pecknoldの伸びやかなボーカルが織りなす、やさしさに満ち溢れたアルバムだと思ってます。すべての楽器の音が柔らかく、その柔らかさが直接楽曲にも反映されているようで、ただただ気持ちいい。1曲目と2曲目を聴いて、今作は間違いなくベストに入ると確信しましたね。
ちなみにフィジカルでのリリースは2021年の2/5のようです
☆#2 Sunblind





5. Fontaines D.C. 『A Hero's Death』

アイルランドはダブリン出身のポストパンクバンドによる2nd。
カッコよすぎるぜFontaines D.C.・・・。正直それぐらいしかいうことがないです。
淡々としたボーカルにザクザクとしたノイジーなギターサウンドで押してくると思いきや、A Lucid Dreamなんかでは歌は熱をもち、それに呼応するようにギターも性急に突っ走る。楽曲ごとに静と動を振り分けているような感じのする構成になっています。ひたすらにカッコいいよ・・・。
自分はFontaines D.C.、Shame、Idles、The Murder Capitalを勝手に現代ポストパンクの四天王と呼んでるんですが、Fontaines D.C.が一番好きです
☆#4 A Lucid Dream





6. Islet 『Eyelet』

ウェールズ発のサイケバンドによる7年ぶりの3rd。
ウェールズSuper Furry Animalsといい、Gorky's Zygotic Mynciといい、ちょっと変な?サイケバンドを輩出してくれる土地だなあと勝手に思っているんですが、彼らIsletもその例にもれず、確立された独自のサイケデリアを鳴らしているように感じます。
前作から7年経っていることがまず驚きですが、今作で彼らは自身のサイケデリアの極みに達したんじゃないかと思えるくらいのサウンドを鳴らしています。どこまでも浮かんでいけそうな浮遊感、つかめそうでつかめない絶妙なバランスの音像。現代サイケデリアの最高峰だと思います
☆#7 Clouds





7. Kidsmoke 『A Vision in the Dark』

ウェールズ出身のギターポップバンドによるデビューAL。
個人的に今年最もリリースを楽しみにしていたアルバムです。
メロディーが良いのはもちろん、澄んだボーカルと軽やかでキラキラしたギターサウンドがもうドストライク。流麗なリードギターが、楽曲の爽やかでドリーミーな雰囲気を底上げしているんじゃないかと思ったり。とにかく最高品質のギターポップを聴かせてくれます。
私的2020年の新人王はKidsmokeです。
ギタポファンはこれを聴け!
☆#5 She Takes You Under





8. Spinning Coin 『Hyacinth』

ギタポの聖地、スコットランドグラスゴー出身のバンドによる2ndフル。
これまたギターポップバンドなんですが、こちらはヘロヘロボーカルとジャカジャカギターという、これぞグラスゴーサウンドな音を鳴らしてます。高音でヘロヘロなSean ArmstrongとキレたボーカルのJack Mellinが、ソングライティングとリードボーカルをそれぞれとっているため楽曲にも幅があります。GhostingではヘロヘロのSeanがキレッキレのボーカルにシャウトを見せてくれるなど、前作からの変化も窺える素晴らしい内容に仕上がっています
☆#2 Feel You More Than World





9. Tama Impala 『The Slow Rush』

オーストラリアのミュージシャン、Kevin ParkerによるプロジェクトTame Impalaの4th。
これも一聴して今年のベスト入りを確信したアルバムです。
今作では前作までに比べてサイケ要素が薄れ、ポップに寄った内容になっているんですが、それが良い。今作は歌物としての側面が強いのでそう感じるのかもしれません。限りなくポップスに振り切ったサイケ、最高じゃないですか。「サイケ要素が薄まった」というよりは、サイケとポップが今までよりさらに深く融けあったサウンドになってるんじゃないかと思います。
サイケへの入り口にもなりうる作品だと思います
☆#10 It Might Be Time





10. The 1975 『Notes on a Conditional Form』

今や押しも押されぬスターとなった英マンチェスター発のバンドによる4th。
今作は前作の延長線上にある作品であることは間違いないんですが、より雑多な内容になっている印象です。曲ごとに見ればそれぞれバラバラでまとまりがないように感じる(実際そう)んですが、不思議と通して聴けちゃうんですよね。ただいい曲が並んでいて、それを順番に聴いていく、それだけで好きになっちゃう。間違いなく現代のポップスの最高峰だと思います。
エンディングであるGuysの美しさと言ったらもう・・・
☆#11 Me & You Together Song





11. 鈴木愛奈 『ring A ring』

声優・鈴木愛奈による1stフル。
オープニングが度肝を抜かれました今作。声優のアルバムでインストから始まるなんてビビるわぁ!
鈴木愛奈さんの歌唱力、声のふり幅を存分に堪能することのできる曲がずらっと並んでいて、いやあいいですね、最高です。王道でポップな曲からインスト、本人の持つ民謡スキルを活かしたような曲もあり、まさしく「鈴木愛奈のアルバム」として完成された作品だと思います。
オープニングとエンディングがインストなのも個人的に好き。
☆#2 ヒカリイロの歌





12. THE NOVEMBERS 『At The Beginning』

我らがノベンバによる8th。
これまたすごいアルバムを出してくれました。前作の路線をさらに推し進めたような内容になっているんですが、インダストリアルの要素がより一層強くなったんじゃないかと思います。アルバムとしてのまとまりは前作よりも上がっていますね。かといって小さく収まっているわけではないと、このバランス感覚が絶妙ですごい。次は何をしてくれるんだ?というワクワク感もありますしね。
前作ANGELSでたどり着いた場所から、わずか1年でその先までいってしまうとは・・・。あまりにも進化が早すぎるのではないか???
☆#9 開け放たれた窓





13. BBHF 『BBHF1 -南下する青年-』

Bird Bear Hare and FishからBBHFに改称してから初のフルアルバム。
まさかのダブルアルバムとなった今作ですが、全曲びっくりするぐらい手触りが良い。音作りというか音の出し方というか、とにかく自分の好きな音を鳴らしてくれています。
ジャンルレスなアルバムなんですが、コンセプトアルバムということで全曲通して統一感があるのも好き。ジャンルレスということに気づかないぐらいの完成度なんじゃないかと思います。彼らのキャリアの中で最も好きなアルバムです。
☆#1-8 1988





14. THE PINBALLS 『millions of oblivion

メジャー移籍後2枚目となるフルアルバム。
メジャーに行ってもストレートな、ある種古典的なロックをやってくれる彼らにはもう信頼しかないです。スタイルがぶれない分、楽曲の良さがどんどん洗練されて言ってるんじゃないかと思いますね。曲が良いのでまあ飽きないんですよね。今作だと爽やかなオープニングからニードルノット、神々の豚の流れが特に好きです。
英国のCatfish and the Bottlemenと並んで、現在最も信頼できるロックンロールバンドの一つだと思ってます。
☆#2 ニードルノット





15. Helsinki Lambda Club 『Eleven plus two / Twelve plus one』

ヘルシンキの2ndフル。
いやー良いアルバム出してくれましたねー。今作は前半と後半で内容が分かれたコンセプトアルバムということで、意図をもってアルバム内で明確にサウンドを変えているのが面白くて好きです。あとこれは好みのによるんですが、全編通してギターの音がめちゃめちゃ良いです。ボーカルの処理の仕方も好き。ちょっとサイケな成分があるのも個人的に好きなポイント。
#1~#4の流れは必殺すぎると思います
☆#2 Debora





・ここからアニソン10選
こちらはただ並べていくだけになります。順番はアニメのタイトル順です


1.池袋ウエストゲートパーク
OP 「ニードルノット」THE PINBALLS


2.id:INVADED イド:インヴェイデッド
OP 「ミスターフィクサー」Sou


3.神様になった日
ED 「Goodbye Seven Seas」やなぎなぎ


4.空挺ドラゴンズ
ED 「絶対零度赤い公園


5.ご注文はうさぎですか? BLOOM
OP 「天空カフェテリア」Petit Rabbit's


6.呪術廻戦 
ED 「LOST IN PARADISE feat. AKLO」ALI


7.球詠
ED 「プラスマイナスゼロの法則」新越谷高校女子野球部


8.ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-
OP 「ヒプノシスマイク -Rhyme Anime-」Division All Stars


9.Lapis Re:LiGHTs
OP 「私たちのSTARTRAIL」ラピスリライツ・スターズ


10.ラブライブ!虹々咲学園スクールアイドル同好会
ED 「NEO SKY, NEO MAP!」虹々咲学園スクールアイドル同好会





以上!