2026年 春アニメ感想

2026年4月~6月に放送されたアニメの感想です。

特に好きな10作品に軽くコメントを記載しています。 

 

 

 

女神「異世界転生何になりたいですか」 俺「勇者の肋骨で」

良くも悪くも、よくあるタイトルでインパクトを録るなろう系転生ものかと思いきやバケモノでした。漫画あり、特撮あり、ストップモーションありのなんでもあり作品。様々なクリエイターたちが本気で遊んで作っているような空気感で非常に楽しい。アニメって自由だよなってことを認識させてくれました。そしてその何でもありな世界観について、「作中の神々が作る個性豊かな世界」としていたのがめちゃくちゃうまいなと。オレくんが様々な世界に色々な姿で転生しまくっていたのは、ひとえに女神さまを笑顔にするため、というのもグッときました。ふざけているようで、一途であるという様に弱い。

オレくんが転生先で起きた出来事を女神さまに伝えるという様式で、基本会話劇ということもありテンポ感も良いです。

 


一畳間まんきつ暮らし!

これこれ!これだよきららアニメは!

カワイイ女の子たちがわちゃわちゃしてるだけで良いんすよ。騙すような形で学校に編入した芽衣子が、梨絵たちに負い目を感じ葛藤する、という本筋はありますが、究極はkawaii is 正義です。ネコちゃんバイトちゃんをはじめとしたサブキャラもかわいいしね。

王道きららといいつつ、パンモロ担当がいたり、結構ストレートな描写も多かった印象。

 


上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花

サブカルお酒百合アニメ。言ってしまえば女の子がお酒を飲むだけの作品なんですが、そのお酒をフックに描かれる人間模様が素晴らしいです。ドロドロしすぎず、さっぱりしすぎずな、ちょうどいい塩梅で楽しく見られました。景嵐ちゃんが登場してからが特に面白かったですね。郡上先輩にも救済が・・・ まあみんないじらしくてかわいいんですよ。毎回作画が大きく変わるのもポイントでしたが、自分は好きでした。

当然と言えば当然ですが、お酒を飲みたくなるアニメです

 


神の雫

ワインのことは全然詳しくないんですが、非常に楽しく見られています。ワインを飲んだ時の表現が独特すぎて良いんですよね。雫や一青の体験に基づく、そう・・・なんですね?ってなるポエムバトルが面白い。話のテンポもいいですし、私のようなワイン初心者にもお勧めできる作品です

 


最強の職業は勇者でも賢者でもなく鑑定士(仮)らしいですよ?

アホアニメ。

謎のガイドシステム、雑に強力なスキル、おかしなテンションのキャラたち、とってつけたように良いシーンで雑に使われる主題歌、かなりグッドです。もうね、こういうのがいいんですよ。これだけアニメが多い現代で、頭空っぽにして気持ちよく見られる作品は癒しなんですよ。ヒビキ様の女装も素晴らしいしね。

ED映像の冒頭が、最終話のシーンから地続きになっている仕掛けは面白くて好きです

 


自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う 3rd season

この作品が3期まで作られて、完結までアニメ化してくれたことのありがたさよ。

今回も、そんな自販機あるのかよ!それ自販機扱いなのか・・・というツッコミをさせてくれつつ物語も大詰めに。ハッコンカーで暗闇のダンジョンを駆けるところは、いろいろシュールすぎて最高でした。ラストバトルでハッコンが流暢に喋りだしたところは普通に泣きアニメでした。

衝撃のエピローグもあり、素晴らしいアニメでした

 


日本三國

話の面白さ、構成、テンポ、すべてが最上級で素晴らしい。全くストレスなく見られてかつ面白く、続きが気になる作品って本当に稀有だと思うんですが、この作品にはすべてがあります。さらに登場人物たちの熱量が凄まじく、見ているこっちも胸が熱くなります。キャラもみんな偽りなく魅力的ですごいっすよ。中でも、九頭竜城決戦時の佐藤さんと部下のやりとりがたまらなく好きです。

2期があることに期待!

 


魔法の姉妹ルルットリリィ

バトルなし、日常とアイドル活動に焦点を当てて、アクセントに使われる魔法。素直に癒しです。仲はいいはずなんだけど、ベッタリではない微妙な距離感の風ちゃん流ちゃん姉妹が、互いに素性の知らない魔法少女モードでは、目に見えて仲が良いように描かれているのが良かったです。

ご都合主義的な側面もありますけど、それが良いんですよ。

秋の2クール目も期待です

 


レプリカだって、恋をする。

ラブコメに見せかけた、自己とは何か?を描いた結構特殊なお話でした。(実際ラブコメではあるんですが・・・)

レプリカは主人公のナオちゃんだけなんだろうなーと思ってたら、アキくんリョウ先輩と出てきて、そこも衝撃でした。緩やかにじっくり進行してくれたのも良かったです。レプリカ同士の恋愛は切ない最後になるんじゃないのと思っていましたが・・・

ベタですが、リョウ先輩が祖父母の家に帰っていく描写はグッときました

 


勇者のクズ

前季に続き今季も。

本当にしっかりした作りで素晴らしい。2クール分積み重ねたヤシロと3人組の関係性、最高でしょう。ヤシロがどんな人間かを描き切った2クール。ハードボイルドな雰囲気と、それっぽい立ち居振る舞いをしながらも、最終話で溢れた平凡な勇者としての信条。ちょっと良すぎる。それになんだかんだ言いつつヤシロさんちゃんと大人やってるからね・・・すごいよ。

派手さはなくてもお話とキャラがしっかりしていれば、それだけで面白くなるというお手本のような作品でした

 


その他視聴作品(前季からの継続含む)

五十音順

あかね噺

淡島百景

異世界のんびり農家2

オタクに優しいギャルはいない!?

カナン様はあくまでチョロい

神の庭付き楠木邸

霧尾ファンクラブ

キルアオ

クジマ歌えば家ほろろ

黒猫と魔女の教室

氷の城壁

最強の王様、二度目の人生は何をする? Season2

自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。

スノウボールアース

杖と剣のウィストリア シーズン2

Dr.STONE SCIENCE FUTURE 第3クール

ドロヘドロ Season2

とんがり帽子のアトリエ

逃がした魚は大きかったが釣りあげた魚が大きすぎた件

悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。Season2

左ききのエレン

姫騎士は蛮族の嫁

ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話

本好きの下剋上 領主の養女

また殺されてしまったのですね、探偵様

マリッジトキシン

メイドさんは食べるだけ

mofusand

黄泉のツガイ

よわよわ先生

LIAR GAME

リラックマ

 


 

最後に2026年ベストアニソンを

※随時更新中

 

 

今季も素晴らしい作品たちに出会えて感謝。

 

以上!

2026年 冬アニメ感想

2026年1月~3月に放送されたアニメの感想です。

特に好きな10作品に軽くコメントを記載しています。 

 

 

 

 

グノーシア

前季からの継続ですが、26年冬アニメでベストです。

世界の真相に近づいていき、グノーシアのいない世界線にたどり着いたと思ったら・・・

語り手であったユーリが世界にとっての異物で、本物のユーリは医療用ポッドで眠り続けているという衝撃。と思ったら今度はセツが消えて。と、ノンストップで回り続けるお話が面白すぎる。

一度は諦めるも、一人ループを続けているセツを救うべく立ち上がるユーリと、その背中を押すラキオを始めとしたクルーたち。王道ですが、だからこそ美しいんですよね。

最後は、これはハッピーエンドなのか・・・?と思いましたが、エンドカードが良すぎたのでOKです。ユーリの意味深な笑みもグッド

 


MFゴースト 3rd Season

カナタとベッケンバウアーの共闘熱すぎました。

カナタの親父さんの件がひと段落したり、恋(ナンバー7)を挟んだ相葉先輩との確執があったり、イギリスからカナタの盟友が来日したりと、レース以外にも大きな出来事が連発するんですが、すべてレースに繋がっているので納得感があります。(恋視点のラブコメパートはまあ・・・うん・・・)

それはそうと、やっぱりレース描写が最高です。沢渡くんのやらかしに、諸星くんの負けん気。エマのラフプレーにカナタとベッケンバウアーの共闘。さらにこれまでイマイチ影の薄かったドライバーたちにも、かませ的な感じでしたが、スポットが当たったのも良かったです

 


エリスの聖杯

内気で弱気です・・・みたいな雰囲気してるのに、スカーレットに憑依されるまでもなく、普通に強情なコニーが良すぎる。冤罪なのに、相手側から情報を引きずり出すために自分から捕まりに行くのは肝座りすぎだろ。ケイトもキンバリーさんも潔さ半端ないし、皆かっけえんですよね。

物語としても、当然最初は「???」なんですが、徐々に真相が回収されていく様が気持ちいい。ダェグ・ガルスの目的にスカーレットの処刑の真相。そして、スカーレットの最期の瞬間。そうきたか!となりました。原作はここからどう続いているんだろうか。何はともあれ良いアニメでした

 


「お前ごときが魔王に勝てると思うな」と勇者パーティを追放されたので、王都で気ままに暮らしたい

 

追放モノも百合もファミリーもグロも全部やる。盛りだくさんですが、全部魅せてくれるんだからすごいですよ。

フラムとミルキットが心を通わせていく様には、感謝の意を表したいと思います。特に奴隷紋を合わせることによる愛の証明は倒錯しすぎですが、美しい。本当にありがとうございます。パーティメンバーが帰ってくるもの熱かったですね。

あとデインはフラムのこと好きすぎるだろ

 


ゴールデンカムイ 最終章

最終章という文言に騙されましたが、まあ1クールで残り全部やれるわけなかった。

ぽんぽん登場人物たちが死んでいく作品ですが、房太郎のラストはなんか特に切なくて好きなんですよね・・・

やっぱ鶴見中尉によるアシㇼパさんとソフィアへの演説は最高っすね。鶴見中尉の巧みさと、ゴールデンカムイというタイトル回収が合わさって最強なんです。あの会話劇に、目まぐるしく状況が変わっていく終盤戦のスピード感をアニメで味わえるのは最高ですよ。

そして何より外せないのは杉元がひとり踊り狂うED。確か野田先生自身が絵コンテ切ってたんだと思いますが、Ken Yokoyamaをバックにあれをやろうと思うのはさすがです。熱すぎる杉元のコンテンポラリーダンス

 


呪術廻戦 死滅回遊 前編

待望の死滅回遊編、ついに直哉が動く!原作を初めて読んだ時から脳内再生ボイスは遊佐さんでしたが、完璧すぎました。喋り方、声のトーン等々、想像していた直哉そのまんまでありがとう。

他には、日車回りの演出がめちゃめちゃよかったですね。過去編から虎杖との対面、戦闘シーンに至るまで、すべてに見ごたえがあって、まさに引き込まれるような画作りでした。特に戦闘シーンは原作より盛られまくってた印象。伏黒対レジィも、MAPPAの派手な演出が効いてて素晴らしかったです。

今後は秤先輩の術式お披露目が特に楽しみです

 


29歳独身中堅冒険者の日

リルイとアニャンゴが可愛すぎる。

子供らしく元気いっぱいなリルイはまさに癒し。ハジメを中心に、村の大人たちがちゃんと大人してるのも、見ていて安心感がありました。

牧歌的な作品だなぁと思っていたら、ハジメの腕がモンスターに食べられるシーンがあり、「このアニメって普通に腕とかもげるんだ・・・」という衝撃もありました。

リルイの古代種としての能力は、アニメ化の範囲ではそこまで描かれなかったので、続きがあることを期待しています

 


ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~

OPを見た瞬間神アニメであることが確定しました。聖者無双と同じクラップのカットがある。ありがとう玉川監督。

タイトルにある通り、主人公が成長していく様をメインに描いているので、じっくりやってるんですがテンポも良いという、抜群のバランスが見ていて気持ち良かったです。

物語としては王道で、身分の低い階級から成りあがっていく感じの流れですが、アレンくんは廃ゲーマーのため悲壮感のようなものがなく、ひたすらにトライ&エラーを繰り返して成長していくというのも気持ちよかった。アレンくんが人としての良識を持ってるのもストレスなしポイントでした。

2期も期待です

 


勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録

ハードな世界観を活かした美麗な作画とド派手な戦闘シーン、素晴らしかったです。

もちろんお話も面白いんですが、1期終了時点で序盤だと思われるので、「ここからどうなるのか・・・」というワクワク感の方が強いですね。

誇張なしに主要キャラ全員が良いキャラしてるので、キャラクターものとしても楽しめました。勇者チームには狂人しかいないので・・・陛下とタツヤ良すぎるだろ。テオリッタ様も萌え萌えだしね。

最後のキヴィア団長のお労しすぎるシーンも、2期への期待を加速させます

 


勇者のクズ

やさぐれたオッサンがカッコいいアニメ。鈴木さんのぶっきらぼうな男の演技はなぜこんなにもかっけえのか。

ヤシロを始め、やさぐれたおっさん勇者たちと、素直な勇者ガールズたちの対比が良いんですよね。現状にそこそこ満足している側とそうでない者たち。前者が後者に振り回されて、物語が進んでいくのは王道ですが、だからこそシンプルに楽しめるということです。ヤシロさん普通に面倒見のいいアニキですし。

お話としては第一クール終盤でおっさん勇者のひとりイシノオが退場したことにより大きく動き出す気配がでてきたので、これからの展開に期待です。イシノオの訃報で静かに熱くなるヤシロとジョーがカッコいいんですよ。見せ場少なく退場したのは衝撃でしたが・・・実は生きてたりしません?

 


その他視聴作品(前季からの継続含む)

五十音順

悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される

アルネの事件簿

違国日記

お気楽領主の楽しい領地防衛~生産系魔術で名もなき村を最強の城塞都市に~

穏やか貴族の休暇のすすめ。

貴族転生 ~恵まれた生まれから最強の力を得る~

綺麗にしてもらえますか。

時光代理人 -LINK CLICK- 英都篇

地獄楽 第二期

死亡遊戯で飯を食う。

シャンピニオンの魔女

人街教室の人間嫌い教師

葬送のフリーレン 第2期

ダーウィン事変

デッドアカウント

転生したらドラゴンの卵だった

透明男と人間女~そのうち夫婦になるふたり~

TRIGUN STARGAZE

火喰鳥 羽州ぼろ鳶組

魔王の娘は優しすぎる!!

魔術師クノンは見えている

メダリスト 第2期

mofusand

勇者パーティーにかわいい子がいたので、告白してみた。

勇者パーティを追い出された器用貧乏

鎧真伝サムライトルーパー

 


 

最後に2026年ベストアニソンを

※随時更新中

 

 

今季も素晴らしい作品たちに出会えて感謝。

 

以上!

2025年 秋アニメ感想

2025年10月~12月に放送されたアニメの感想です。

特に好きな10作品に軽くコメントを記載しています。 

 

 

 

 

私を喰べたい、ひとでなし

緩やかに淡々と死を望む比名子と、そんな比名子を喰べると約束した汐莉さん。この時点で美しい・・・んですが、それは建前で、汐莉さんは比名子が生き続けることを願っていたという真実。結局、愛のお話が好きなんですよね。

その事実を知り、自死の道を選ぶ比名子ですが、それを引き留めるために汐莉さんは比名子が最も幸せな時に、今度こそ喰べると約束をし直すわけですよ。あまりにも美しすぎる。

退廃的な百合かと思ったらBig Loveな話で、最終的に退廃的な愛の話に落ち着いていました。

娘どころか、孫を見るような目線で比名子を思う美胡ちゃんの存在もグッド。なので当然、汐莉さんと美胡ちゃんの仲はよろしくないんですが、だからこその百合も発生しているわけでね・・・

 


アルマちゃんは家族になりたい

もうローテンションロリのアルマちゃんが可愛すぎる。アルマちゃん萌え萌えアニメ化と思いきや、エンジとスズメの甘酸っぱいやり取りというソフトなラブコメ要素もあり。

タイトルの通り、アルマちゃん、エンジ、スズメの3人が、家族になるお話なので家族愛的な側面も大きいですが、ポップに描かれているのでゆったりと見られます。

25年秋の癒しでした。

 


暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが

なろう/転生ものとしてよく見るタイプのタイトルかつ、かなり強烈なビジュアルが印象的ですが、シンプルに面白かったです。クラス転移モノでまっとうに面白いことってあるんだ・・・と思ってしまったことを謝罪します。

主人公である晶の立ち位置は割とテンプレ的ですが、①最終的に元の世界に戻ることを目標にしている、②それゆえ暗殺者という職業を活かした殺しに葛藤を覚える、③ヒロインであるアメリアちゃんに一途である、等が結構新鮮でした。異世界に行ったらはい終わりーみたいな感じの描かれ方がテンプレなので、特に①は印象的でした。サラン団長・・・!アメリアちゃんと疑似結婚指輪作ったのも良かった。

サンライズ制作というのも良い意味で意外でしたね。

 


顔に出ない柏田さんと顔に出る太田くん

かわいすぎる。柏田さんも太田くんもかわいすぎる。柏田さんの挙動すべてがかわいいし、イタズラの内容がガキすぎる太田くんもかわいい。2人のやり取りがかわいすぎて自然と笑顔になってしまいます。萌え萌えですけど、萌えだけではない微笑ましさもあるというね。子供を見守るおじの目線ともいうわけですが・・・

田淵さんという柏田モンスターに、引っ搔き回し役かと思ったらシンプルにいい子だった小田島さんもいいキャラでした。

25年秋の癒しその2でした。

 


グノーシア

原作ゲームをやっていないのでどうかな・・・と思ってましたが、見ているうちにグイグイ引き込まれました。面白すぎます。

いわゆる人狼ゲームがベースのループですが、人狼(以下グノーシア)を見つけられなければ当然失敗扱いでループするし、見つけてもループするしで、単純にそこがゴールじゃないんだという驚きもありました。ループする中で主役のユーリ自身がグノーシアのこともあったり、TSしたループもあったりと、何でもありで楽しい。ただルール無用のやりたい放題というわけではなく、情報を集めるという目的のもとのそれなので、納得感もあります。

各キャラクターも個性が際立っていて、愛すべきやつらばかりなのも良い。最初はうざったかったラキオも、いつの間にか富竹さんポジみたいになってるし、いなかったら寂しいという美味しすぎるキャラですし。SQちゃん編は、Key?と言いたくなる切なさもありました。

とにかく面白いので2クール目も期待大です。

 


ちゃんと吸えない吸血鬼ちゃん

萌え萌え癒しアニメ。石川さんも佐久間さんも楠木さんもみんなかわいい。ありがとう。

石川さんが取り繕うのを頑張る話なのかなと思ってたので、即効で化けの皮が剝がれ、よわよわモードが平常運転になるのは意外でした。2頭身のミニキャラになるのはそういう表現なんだろうと思ったら、実際に小さくなってるのも衝撃でした。吸血鬼ってそうなんだ・・・ 石川さんが小さくなるのと、世間知らずなことも相まって、小さい子供を見ているような気分に・・・ そらママになるよ、大鳥くん。

クラスメイト全員良いやつなので、ストレスなし。25年秋の癒しその3でした。

 


転生悪女の黒歴史

なろう系の悪役令嬢ものかと思ったら、漫画原作でビックリ。

物語の悪役令嬢に転生した主人公が自身の断罪を避けるため奮闘する、というのは、世にイメージされる悪役令嬢もののテンプレですが、転生先の物語が、主人公が中学生のころに書いた小説という点がミソ。主人公が物語の展開を知っていることと、自身の黒歴史のコンボがこんなに面白いとは・・・

登場するキャラクター、発生するイベントの全てに主人公の黒歴史が反映され、その度に身悶えするというのが本作の基本なんですが、主演の青山さんの演技も相まって最高に笑える&ぞわっとするものになっています。ぼっち・ざ・ろっく!のぼっちちゃんの演技で顕著でしたが、青山さんはブツブツ言うセリフというか、陰な感じの演技がすごくハマってるなと。

主人公の行動によって攻略対象のキャラ達にも思わぬ影響が・・・というのもテンプレですが、シンプルにお話が面白い作品です。

 


嘆きの亡霊は引退したい 第2クール

待望の2期。クライちゃんのカスっぷり平常運転で、ティノタソは相変わらず不憫カワイイでした。

ティノタソとクライちゃんたちが出会ったころの回想からはじまりましたが、視聴者目線では感動的な出会いなわけがなく、クライちゃんの終わり人間ぶりを再確認するスタートだったのが最高。ティノタソの強化イベントもありましたが、終始変わらずのアンジャッシュで安定した面白さでした。クライちゃんが能天気すぎるので、シリアスになりようがなく、頭空っぽにして見られるのは、やはりうれしいところ。アーノルドさんかわいそう・・・

あと、クリュスタソ萌え萌えでしたね。

 


野生のラスボスが現れた!

テンプレ通りの異世界転生/憑依ものですが、単純に面白かったです。主人公が憑依したキャラの言動と、脳内ツッコミの温度差が癖になります。特に主演の小清水さんの、こういう若干おちゃらけたラフな男性感のある演技は、あまり記憶にないので、ある意味新鮮さもありました。みんな大好き十二星座モチーフのキャラもベタですが、これがいいんですよ。スッとはいってきますし。アリエスが男の娘という衝撃でしたが萌え萌えなのでよし。動物形態もかわいかったしね。そしてヒロインのディーナが、ある種第三者的なポジションから物語に加わっていたのというのも結構インパクトがありました。

第2期決定という名の分割2クールということで、完結までやってくれそうなので楽しみです。

 


ワンダンス

ストリートダンス題材か・・・合わなそうだな・・・と思ってましたが、めちゃめちゃ楽しんで見られました。ダンスバトルってなんなん?って感じでしたけど、ちゃんと見てたら激アツでしたよ。何かに真剣に打ち込む人は、やはり美しいんですよね。

中でも伊折先輩の「音楽にだけは真摯であると誓う。音楽の前でどれだけ純粋になれるか」というセリフにはやられました。音楽に関する何かをやってる、やってないに関わらず、音楽が好きな人には突き刺さるセリフだと思います。自分もそうでありたい。

ここで終わりかよ!という締めでしたが、カボくんの物語としては一区切り・・・と考えれば。

 


その他視聴作品(前季からの継続含む)

五十音順

悪食令嬢と狂血公爵

ある日、お姫様になってしまった件について

ウマ娘 シンデレラグレイ 第2クール

ガチアクタ

機械仕掛けのマリー

キミと越えて恋になる

ケンガンアシュラ Season2 Part.2

最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか

SANDA

3年Z組銀八先生

しゃばけ

終末ツーリング

信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト『無限ガチャ』でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティメンバーと世界に復讐『ざまぁ!』します!

SPY×FAMILY Season3

素材採取家の異世界旅行記

太陽よりも眩しい星

父は英雄、母は精霊、娘の私は転生者。

永久のユウグレ

とんでもスキルで異世界放浪メシ2

忍者と極道

野原ひろし 昼メシの流儀

ふたりソロキャンプ

ポーション、わが身を助ける

味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す

無職の英雄 ~別にスキルなんか要らなかったんだが~

矢野くんの普通の日々

 

 


 

最後に2025年ベストアニソンを。

 

ベストアニソンの記事はこちら

 

 

今季も素晴らしい作品たちに出会えて感謝。

 

 

以上!

25年ベストアルバム+ベストアニソン

2025年にリリースされた私的ベストアルバムです。

例年通りめちゃめちゃ偏ってます。

番号振ってますが順位等はありません。順番はアルファベット順です
※批評ではなく、ベタ褒め記事です

 

 

1. [Alexandors]『PROVOKE』

3年ぶりとなった通算9枚目のフルアルバム、様々なアプローチが見られる中で、らしさ全開のキラーチューンが詰め込まれた最高傑作です。

前作と同様にインストで始まりますが、今回はローファイ・ヒップホップ×ブレイクビーツのような、かなり攻めた楽曲ですでに聴きごたえ抜群です。
印象的なイントロのリフに、シンプルな構成ゆえに楽曲の良さをこれ以上ないほど感じられる#4はまさに出色の出来。#5はイントロのドラムとピアノ、サビのギターが気持ちいい、これぞドロス!と言えるキャッチーな仕上がりで素晴らしい。
続いてこちらもピアノとストリングスが美しい王道ロックバラードの#6。インダストリアル的アプローチにヒップホップの要素を取り入れた# 7は、ザラついた音像とそれに反した穏やかなボーカルの対比が美しい。

#10は続く#11のデモのような音源で、これをインタールードのように使っているのも面白い。その#11は爽快なギター・ポップで最高に気持ちいいです。#13も極上のギター・ポップですが、ゆったりとしたアンニュイなメロディに流麗なアルペジオが映える1曲で、これまた美しい。
色々な顔を見せてくれますが、まさに[Alexandros]の名刺代わりになるような名曲たちがこれでもかとつまった最高のアルバムです

☆#4. 超える

 


2. Ave Mujica『Completeness』

Bang Dream!発のゴシック・メタルバンドによる1stフル、メタルを下地にした、圧倒的にキャッチーな曲群で構成された最高の1枚です。
アニメのOPを飾る#1はキャッチーで疾走するメロディにそのメロディラインをなぞるストリングスが美しい、アルバムのオープニングにも相応しい名曲です。さらにこの曲からはこれまで以上にDiggy-MO'節といえる言葉の切り方も感じて、まさにAve Mujicaの名刺代わりとなる1曲だと思います。

#2はアニメのEDで、ピアノが主軸の静的パートとバンドサウンド中心の動的パートの対比が美しい。#3はアコギのアルペジオで始まる王道ロックバラードに仕上げっていて、これまでに無かったような曲ということもあって新鮮です。

このアルバムで最もゴシック・メタルしている#4に、ドゥーム・メタル的な#5が続く中盤も聴きごたえ抜群。そして#6はワードセンス、言葉の繋ぎ方、切り方に過去最高にDiggy-MO'節が炸裂している詩、ノれるメロディと、まさにキラーチューンと言える1曲に仕上がっています。
#7は、EP「ELEMENTS」に収録されているEtherに連なるような楽曲で、こちらもクロージングトラックに相応しい広がりと終着を見せる曲展開に泣きのギターソロと、最高です。

カラフルで聴きやすいアルバムになっていて、普段メタルを聴かない方(自分も...)にもオススメできる素晴らしいアルバムです

☆#6. 顔

 


3. Beachside talks『Hokorobi』

最高のドリーム・ポップバンドによる最高のドリーム・ポップレコード、誕生です。陰鬱な雰囲気を漂わせるジャケットですが、突き抜けるような爽やかさが最高に気持ちいいサウンドを聴かせてくれます。

穏やかなシューゲイズのオープニングから優しいインディー・ポップの#2。キャッチーなリフとメロディが印象的な、今作随一のキラーチューンである#3。この時点で最高なんですが、続く#4も今作の顔と言っても過言ではない、これぞドリーム・ポップな気持ちいいナンバーで素晴らしすぎます。

インタールード的な役割の#7を挟んで、駆け抜けるギター・ポップである#8という流れ、美しいです。そこからUKガラージに接近した#9があるのも面白い。
#10、#11は今作の中では特にシューゲイズ色の強い曲で、穏やかなサウンドの楽曲が多い後半において、その轟音が一際輝く配置をしています。そして、美メロに爽やかなサウンド、流麗なアルペジオが生み出す完璧なギター・ポップである#12は今作で1番好きな曲です。

コンセプトアルバムということで、全体の流れもすごく良くて、ジャケット含め、サウンド面意外にも見どころ満載の作品です。
ドリーム・ポップの新たな金字塔ですよ、これは。

2025年の私的新人王です

☆#12. Look Back!

 


4. Blurred City Lights『Utopia / Dystopia』

現代シューゲイズの金字塔と言ってもいい傑作だった1stから1年足らずで届けられた2ndフル。またしても素晴らしい轟音を届けてくれました。

シマーか残響音かその両方か、穏やか且つ広がっていくようなインストの#1から、緩やかな轟音の#2へシームレスに繋がるオープニング。最高です。続く#3はこのアルバムというか、BCL史上最も多幸感に溢れたナンバーの光るようなシューゲイズで美しい。特にJ.S.バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」のフレーズを引用したソロは痺れました。冒頭の3曲のポジティブさは、これまでのBCLにはあまり見られなかったスタイルで非常に印象的です。そしてポップで少しダークなメロディという、これぞな#4。最高です。#6はタイトルとモノ悲しいメロディから、スーパーカーの同名の曲を彷彿とさせて嬉しい。

後半に当たる『Dystopia』では、アンビエント的なアプローチのインストが多く、頭からそれで始まりますが、『Utopia』からのアルバム単位で見るとちょうど転換点になっていて、美しい配置です。10分近くある#5は、このバンドの象徴とも言えるピアノを交えた轟音シューゲイズバラードで、勝手に集大成的な曲だと思ったり。

また、ストリーミング盤には収録されていないそれぞれの#7が素晴らしい出来で、特に正真正銘ラストを飾るsumireエンディング後に語られるエピローグのようで美しい・・・

☆#3. 祝祭

 


5. caroline『caroline 2』

衝撃のアルバムデビューから3年、またしても素晴らしいものを届けてくれました。

即興的でそれぞれの楽器がそれぞれの役割を果たし、それが重なり合った結果のバンドミュージックという、とても不思議な作品だった前作。今作でもそれを引き継いでいますが、バンドサウンドとしてよりまとまっているように感じました。そして「歌モノ」としての側面もより大きくなっています。これらによって、このバンドのメロディの良さが確実に感じられるようにもなっています。

静かなサウンドで始まり、中盤の轟音を挟んで高まる多幸感がたまらない#1。前作もそうでしたが、この静と動の対比、コンビネーションが今作のサウンドも表しているように思います。ジョークのようにCaroline Polachekをフィーチャリングした# 3はかつてないほどにメロディアスなチェンバー・フォークで、間違いなく今作のハイライト。

人数も編成も全く異なりますが、The Japanese Houseなんかとも共振するようなサウンドだなと。ミニマルでフォーキー、ポスト・ロック的でありながらもエモとしか言いようがないような高まり。8人編成でこのバンドサウンドを成立させているのはやはり異常で、本当に凄いことだと感じます。素晴らしい

 


6. Horsegirl『Phonetics On and On』

Sonic Youth的ノイズと轟音ギターがたまらなかった1stから約2年半ぶりとなる2ndフル。前作とは系統が異なりながらも、これまたUSインディー/オルタナ直系で最高です。このバンドの特徴であり武器であったノイジーな音が取っ払われ、前作時点で漂っていたYo La Tengo的な緩さに、Pavementのような渇いた音が加わった、ガレージなサウンドが前面に押し出されたアルバムになっています。

淡々としたボーカルとその声質からStereolabの因子も感じていたんですが、シンプルでミニマルな音になったことで、より、その要素を強く感じる内容だと感じました。スカスカで渇いた平熱のギターロック、これが最高なんです。たまりませんよ。

とは言いつつ、#3や#4ではストリングスも取り入れていますし、#7と#11はミニマルながらアップテンポでノれる曲になっているのもポイント。そして#8のアウトロは前作にあったインプロっぽさを感じられて気持ちいい。シンプルな音と書きましたが実は結構多彩という。兎にも角にも良いアルバムです

☆#7. Switch Over

 


7. Japnese Breakfast 『For Melancholy Brunettes (& sad women)』

ポップに振り切り多幸感に溢れた内容だった前作から約4年。今作はそれに比べて内省的ですが、非常に上品な手触りのインディー・ポップです。

ギター中心のサウンドに回帰しつつも、そのギターはカントリーテイストの音で非常に落ち着いたものに。しかし#3のアウトロでは初期のような轟音の要素が顔を覗かせて、静かな流れの中にあるその情動が非常に印象的です。

作品全体としてはカントリーテイストなんですが、ピアノやストリングスが美しいチェンバー・ポップの要素もあるのがポイント。落ち着いた雰囲気の中、柔らかな彩りを加えてくれています。特に#2や#9はギターが抑えられた楽曲ですが、アルバムの流れに中に違和感なくスッと入ってます。

地味目な印象を持ってしまいますが、アルバムとしての完成度が非常に高く、全曲がハイライトになっていると言っても過言ではないくらいの作品だと思います。中でも#3 Honey Waterと #7 Picture Window が、本作のサウンドを印象付けているのかなと。
穏やかでどこか悲しい、そして美しいアルバムです

☆#3. Honey Water

 


8. kurayamisaka『kurayamisaka yori ai wo komete』

90'sオルタナと90年代末〜00年代初頭のJロックをブレンドしたような、キャッチーなメロディで轟音を聴かせてくれる今作。ギターロックの新たな金字塔といっていいでしょう。前作に当たるEP「kimi wo omotte iru」の頃にうっすらとあったシューゲイズ的浮遊感はすっかり後退しましたが、その分乾いた轟音が前面に出ていてます。

イントロのパワーコードとブリッジミュートがまさにあの頃を思い起こさせる#2。その終盤のフィードバックからシームレスに入る#3は、象徴的なギターリフが印象に残るアルバム中随一のキラーチューンで最高です。このオープニングから3曲目までの時点で完璧なんですが、続く#4もまた素晴らしい。気怠くもキャッチーな感じ、スーパーカーが頭をよぎりました。ありがとう。

中盤もいい曲たちが続きますが、中でも#7が特に輝いています。乾いたギターにポップなメロディ、切ない詞と、絶妙な青さがあって美しすぎます。
弾き語り+インタールードといった感じの#10は、アルバムの中で異彩を放っていますが、ここから終盤に続く流れがまた美しい。

終盤は特に青さと切なさに疾走感が入り混じった楽曲たちが揃っていて、もうたまりません。

2020年代に現れたスーパーカーを継ぐもの、ありがとう

☆#7. sekisei inko

 


9. Laura day romance『合歓る -walls』

約3年ぶりのフルアルバムとなった本作、これまで通りフォーキーな手触りがありながらも、音の豊かさや曲の展開など、確実に進化していることを感じさせる素晴らしい内容です。

ノイズを少し被せたような、汚した感じの音像の#1、この時点で最高ですよね。そこから#2へシームレスに繋がるところもステキです。インタールード的な#4を挟んでからの#5はフォーキーな前半とインディー・ロックな後半が違和感なく繋がった1曲で、ものすごい完成度の曲だと思います。間違いなく本作のハイライトでしょう。

アウトロのノイジーなギターが印象的でアグレッシブな#6と、叙情的で美しい#7が続く構成も好きです。そして#8はメロディ、テンポ、ギターサウンド、キーボードの使い所等々、全てが完璧な最高のネオアコ/ギター・ポップでうっとりしてしました。

フォーキーでインディーでネオアコで。美しく面白い、独特のサウンドが最高に心地良い。Laura day romance、ドンドン進化して行くでしょうし、これからも本当に楽しみなバンドです

☆#8. プラットフォーム | platform 

 


10. Melody's Echo Chamber『Unclouded』

前作から3年ぶりの4thフル。キャリア史上最も軽やかで美しい傑作です。1stでは王道のサイケデリアを、2ndではプログレッシブなアプローチを、3rdでは原点回帰しつつよりフレンチ・ポップスに接近し。それらを経てこの4thでは、完全に独自路線のサイケを獲得しています。タイトルとは裏腹に、霞がかったようなサウンドが特徴で、本当にうっすらと霧が見えるような音像が最高に心地いい。

#1、#2の柔らかなメロディと少しローファイなギター、そこに添えられたストリングス・・・ たまりませんね。さらに浮遊感のあるボーカルがそれに乗るんですから、完璧ですよ。

万華鏡のようなサイケの#5はストリングスの使い方の妙により、さらに広がりのあるサイケになっていて唸りました。少し異質な#9はStereolabを感じる奇妙なポップスに仕上がっていて、これがまためちゃめちゃ気持ちいい。

最高のサイケ、ドリーム・ポップアルバムですよ。そしてこのドリーミーなサイケサウンドは、どこかVinyl Williamsを彷彿とさせたりも・・・

収録曲は12曲ですが、トータルで見ればこれまでで1番コンパクトなアルバムです。でもこのサイズ感いいんですよね。ソフトな感じで聴きやすさも抜群です

☆#5. Childfood Dream

 


11. Moon In June『色彩を持たないで』

2年ぶりとなる2ndフル、最高のギター・ポップアルバムです。シューゲイズ要素は後退し、爽やかなギター・ポップ、ドリーム・ポップ的サウンドが前面に出ており、これがたまらなく気持ち良い。

トレモロの音が印象的な# 1。これまではあまりなかった重めなオルタナの# 3。今作でも特にシューゲイズしていて、シマーの残響音が心地良く、スポークンワードが印象に残る# 4。近年のRideを彷彿とさせつつも、まるで怪獣の叫びのような轟音の残響が美しい# 7。イントロの泣きのメロディと轟音で全てを持っていく# 11。疾走感と切なさが合わさったこれぞなアンセム# 12。全ての曲に聴きどころがあり、まさに捨て曲なしの素晴らしい内容になっています。

アルバム全体として甘いメロディとそこに載るコーラスをかけたギターのアルペジオの絡みが目立っている印象で、これが最高のギター・ポップに繋がっているように思います。シューゲイズ要素は後退したと書きましたが、前述のように巧みな轟音があり、ここぞという所で聴かせてくれるのがニクいですね

☆#11. Asleep

 


12. 梨炭酸 (pear soda) 『Brighter Summer : August Repeats Like the Tide』

シャワーのようなギターが印象的なイントロから始まり、Aメロ→Bメロ→サビ→ソロ→Cメロと一気に駆け抜けていく#1。最高のオープニングでしょう。#3と#4はシンセが可愛らしくも心地良いインディー・ポップで、どこかペインズっぽさも感じられて嬉しい。特に#4は、メロディも可愛いアルバム中随一のポップソングに仕上がっています。

シマーか果たしてシンセか、非常に空間的な音が特徴の#6は、アルバムの中で異彩を放っていますが、とても美しい。

終盤の#9は、アルペジオと優しいメロディが最高にギター・ポップしているナンバーで、キラキラ感に溢れた曲がエンディング前に配置されているのもいいですよね。そしてメロディ、ギター、詞。その全てが切なく、瞬間的な煌めきを感じる#10、最高です。

ジャケット、アルバムタイトル、曲名、詞、さらにはサウンドまで。あらゆるポイントに夏の眩しさと切なさを詰め込んだ夏すぎるギター・ポップレコード。ちょっと美しすぎますね

☆#10. 残暑

 


13. Prism Shores『Out From Underneath』

モントリオールのギタポバンドの新作、最高のインディー・ポップです。C86的ジャングリーなギターが主体ではありますが、轟音シューゲイズの要素もあって、とにかく気持ちいい。

もちろんグッドメロディの嵐で、流麗なアルペジオとヘヴィな轟音の絡みがそこに載るんですから無敵ですよね。キラキラ爽やかではありつつも、だらっとした美メロの#4なんかはTFCを感じて、渇いたサウンドすらも兼ね備えています。

続く#5の美しいストリングスもギタポ好きの琴線に触れま来る使い方でズルい。さらに#8にはノイズの要素も含んでいて良すぎる。と、個人的にかなり至れり尽くせりなアルバムです。クロージングである#10のアウトロはDarklands期のJAMCも香って・・・

今年の私的ベストギタポアルバムです

☆#4. Tourniquet

 


14. Pulp『More』

2度の再結成を経て、24年ぶりのリリースとなった8thフル。今のPulpが奏でる実に「らしい」アルバムで素晴らしい。ライブ活動がありつつも、まとまった音源のリリースは久しぶりとなった中でのこの内容ですから、さすがですよね。

#1は先行シングルらしく一際キャッチーで、チープなシンセサウンドにギター、そして捻くれ感のあるメロディと、Pulp流のポップが体現された曲になっていて最高です。#2は不穏なヴァースと、コーラスで一気に爆発するキャッチーさの対比が美しい。

ものが悲しいストリングスとメロディライン、そこに乗るファンキーなギターが意外なほど噛み合って気持ちいい#3。そしてこの曲が本作で1番古い曲ということで、確かにSeparationsやThis is Hardcoreで見せたダークなテンションが地続きになっている気もします。続く#4もその流れを汲みながらも、ドラマティックなコーラスでまた違う色を見せくれます。
#5は優しいメロディにピアノとストリングスが映える今作一美しいバラードで、これがエンディングでいいレベルの大団円感があるんですが、前半の終わりに配置しているのがなんというか、らしいですね。

#8は奥行きを感じる音処理で、サウンドの種類は全く異なりますが、どこかシューゲイズ的な要素も感じました。そしてWe Love Lifeで見せた成熟のその先を思わせる#9と#10。この2曲は、ある種Pulpの到達点の1つを見せてくれているように思います。特に#10は、中盤のどんでん返しとなるようなパートを挟んで鮮やかに流れて行く様があまりに美しい。

クロージングトラックとなる#11は前作のそれを思い起こさせる"A Sunset"というタイトルで、落ち着きながらも確かな盛り上がりを見せて静かに終えるという完璧なエンディングでした。

アルバム全体の特徴としては、これまでのPulpの作品の中で最もストリングスがフィーチャーされている点でしょう。そのストリングスの深みと柔らかさが、このアルバムの雰囲気を決定づけていると思います。

His 'n' HersやDifferent Classで見られたチープでゴージャス、ダンサブルな要素があり。古くはSeparationsからThis is Hardcoreで顕著な、ダークで淫靡な要素もあり。We Love Lifeで見せたナチュラルさもあり。そこから年月を経た分だけの熟れもありと、間違いなく今のPulpだからこそのアルバムです。

完全に後追い世代なのでPulpのアルバムをリアルタイムで体験できるだけで嬉しいのに、このレベルの作品を聴かせてくれるんですから・・・ ありがとう

☆#5. Farmers Market

 


15. Subway Daydream『100%』

大阪のギタポバンドによる2nd、今作も最高です。前作同様、それ以上に90's US/UKインディーへの溢れんばかりの愛を感じる愛しい作品です。

ポップさ全開に弾ける#1、キラキラギター・ポップな#2、ど真ん中パワー・ポップの#3。この手の音楽が好きな人間にとっては冒頭3曲だけで満点なんですが、これが最後まで続きます。ありがとう。そして軽やかなアコギに新しい風を感じながらも、これぞ!な#4、素晴らしいです。

後半の曲群は美しいアルペジオのリフが印象的で、このバンドの奏でる美メロに浸らせてくれます。そしてなんといっても直球で印象的な曲名に自らのポップスを載せていく潔さ、愛ですよ。

Sonic Youth、Nirvana、Mudhoney、Teenage Fanclub、Pixies、Jellyfish、R.E.M.・・・全部大好きです。さらにはこのアルバムのタイトルを含んだあの名曲へのリスペクトもあり、美しいなと。

好きなものへの愛を惜しみなく伝えることの美しさ・・・ ありがとうSubway Daydream

☆#4. SUNDAY!

 


16. Suede『Antidepressants』

我らがSuedeによる3年ぶりとなった10thフル。つまり再結成前と後でリリースしたアルバムの数が並んだわけですが、最盛期にも勝るとも劣らない素晴らしい内容です。というか2度目の最盛期を迎えてます。

前作と同じくライブ感重視の作品ですが、ポスト・パンク感の強いアルバムになっています。耽美は耽美でもゴシック・ロック的な艶やかさにネオサイケ感のある妖しさ、はたまたThe Smithsのような流麗なサウンドも。ポスト・パンクのエッセンスを完全にSuedeの音として昇華していて、さすがとしか。

中でも#5のポップなイントロにアグレッシブなメロディ、艶やかなギターは、このアルバムを象徴するサウンドだと思います。さらに渾身のバラードである#6は、終盤のギターの残響音がこれまでの彼らにはなかったもので非常に印象に残ります。

Rolling StoneのインタビューでBrettが言っていましたが、Richardのギターがこれまでにないほどに縦横無尽に駆け回っていて、そこも聴きどころになっています。#7は今作で最もポップ且つ爽やかなナンバーですが、そのRichardのギターによって艶っぽさが増してる凄さ。

ラスト3曲は一際ゴシック・ロック色が強く、#9のベースライン、#10の妖しげなアルペジオはまさにという感じです。そして#11はイントロからしてThe Cureの遺伝子を感じるサウンドで、冷たくも熱いテンション感がずっと続く構成はお見事。

30年以上のキャリアがあるバンドとは思えないほど、瑞々しさを持って今を更新し続けているSuede。本当にありがとう

☆#7. Broken Music For Broken People

 


17. Sunday Student『Escape』

Moon in Juneのmihoが率いるギター・ポップバンドによる1stフル、最高のギタポ、ドリーム・ポップアルバムです。

このアルバムのサウンドを1発で表すかのような爽やかなギター・ポップの#1。続く#2ではシューゲイズ的轟音を持ってきて、これまた気持ち良い。そしてアルバム1キラキラしたギターサウンドと美しいコーラス、駆け抜けるようなメロディが最高すぎる#3と、序盤だけで凄まじい充実ぶりです。

#4はSUPERCARのSunday Peopleを彷彿とさせるようなリフと歪んだギターを聴かせてくれますし、さらに#5なんかはシンセのサウンドとゆったりしたアルペジオがサイケな雰囲気を漂わせるナンバーで、色々な顔を見せてくれます。中でもクロージングトラックである#9の切なさと美しさは、これ以上ないほど好きで、今年のベストトラックなんじゃないかと思うくらいです

☆#9. コスモスの花言葉

 


18. サニーデイ・サービス『サニービート』

約3年ぶりとなったフルアルバム、あまりにも清々しいロックンロール、ギター・ポップアルバムで最高です。Teenage Fanclubを彷彿とさせるようなエバーグリーンさに、保ち続けている青さ、ありがとうございます。

サウンドと疾走感がRideのLike a Daydreamを思わせる#1。聴いた瞬間にこれは好きなアルバムだと確信しました。めちゃめちゃ夏を感じるアルバムで、#3、#5、#6に宿る青さは、良い意味で長いキャリアを持つバンドが出しているとは思えないサウンドで素晴らしい。

#2、#4なんかは涼やかで、まさに清涼剤になっています。#8は曽我部さん麻婆豆腐ホントに好きなんだなあと思いつつ、ある種のラブソングのようでまた良い・・・

近年の、特にバンドとしてサニーデイのアルバムは本当にどれも素晴らしく、ますますこのバンドを好きになっていくのを感じます。多作な曽我部さんですが、全く衰えることなく、むしろ現役感がどんどん増していっている気がします。いつまでも聴いていたいバンドです。

そして本作はアルバムとしてのまとまり、サウンドの気持ちよさが、近作の中でも特に際立っていていくらでも聴けてしまいます

☆#1. 青空であること

 


19. Stereolab『Instant Holograms On Metal Film』

実に15年ぶりとなった11thフル、本当に良い意味出変わらないアバン且つポップなスタイルの、どこをどう切り取ってもStereolabで最高です。

開幕から全開で、インストである#1と続く#2のアウトロが繋がるような形になっていて面白い。#3は歌モノの前半とインストの後半という、2部構成のようなスタイルでこれまた面白い。ミニマルでありながら広がっていくような音像、絡み合う楽器群、その中でも一際印象的なシンセサウンドと。この1曲でStereolabというバンドの良いところ、気持ちいいところを存分に味合うことができます。

折り返しの#7はどこかゲーム音楽的な趣も感じるシンセが印象的なインストで、ソニックのBGMなんかにありそうだなと思ったり。#9もこれぞStereolabな曲で、ミニマルなリズムに抜群のポップさ、執拗にリフレインするリフ、曲中で表情を変え続ける音像。もう最高です。元々ラウンジミュージック的なアプローチをしていましたが今作でも健在で、特に音処理のところでそれを強く感じました。とにかく気持ちいいんです。

本作は、復帰作として十分どころか、キャリア全体の中でもトップクラスに充実した内容だと思います。やっぱりポップなんですよ、このバンドは。それを感じられてたまらなく嬉しいです。そしてこの時代に現在進行形のStereolabがこのクオリティで聴けるという喜び・・・ありがとう

☆#9. Esemplastic Creeping Eruption

 


20. Wednesday『Bleeds』

大傑作だった前作から2年。6枚目にして最高傑作、彼ら特有のグランジ×カントリーの完成形とも言える素晴らしい内容です。

#1の轟音イントロを聴いた時点でこれは最高のアルバムであることを確信しました。
静と動の対比という点ではPixiesを源流とするオルタナの流れにいますが、それをカントリーと轟音でやって完全にものにしている凄さ。#2はまさにその音楽を体現した曲で、穏やかな語り口から轟音への移行には美しさすら感じます。同系統の曲の#8もありますが、こちらは対比というより融合といった形になっていて、カントリーサウンドとノイズが完全に同居しています。素晴らしい。そこから間髪入れず、まさにPixiesな絶叫するオルタナの#9が続くのも最高。

もの悲しい#4や軽やかな#5など、カントリーに振った曲の幅も広く、隙がありません。さらにDinosaur Jr. か!?と思わせる熱いギタープレイが最高の# 10なんかもあり、充実度が半端じゃない。そして締めの2曲は穏やかに...という構成もお見事です。
ギターロックの新たな金字塔と言ってアルバムですよ

☆#10. Bitter Everyday

 


 

 


 

ここから

アニソン20選

こちらは一言だけになります。順番はアニメのタイトルの五十音順です

 

 

1. 暗殺者である俺のステータスが勇者よりも明らかに強いのだが

ED「Like Gravity」BONNIE PINK

タイトル、詞ともに、ヒロインであるアメリアを表した内容で大変美しい。7話で物語の進行に合わせてとある演出が入るのもよかったです

 


 

2. 一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる

ED「月に願う」sorato

すがすがしいロックナンバーで非常に気持ちいい。映像でフォーカスされるキャラクターが変わっていくのも面白かったです

 


 

3. うたごえはミルフィーユ

OP「思い出話」うたごえはミルフィーユ

アカペラプロジェクトの楽曲なので当たり前なんですが、アカペラならでは歌の気持ちよさ満載で素晴らしい。最終話で劇中歌として流れたときはグッときました

 


 

4. ウマ娘シンデレラグレイ

OP「超える」[Alexandros]

ドロスとウマ娘がここまで合うとは・・・改めて川上洋平氏のメロディセンスとワードセンスに脱帽です。映像の疾走感も合わさり完璧ですよね

 


 

5. サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと

OP「Feel」羊文学

画のキレイさもさることながら、羊文学サウンドにモニカとシンクロする詞、美しい。ありがとう

 


 

6. 空色ユーティリティ

ED「水平線」矢作萌夏

切ないメロディと芯のある詞。映像の妙もあって大変な青春感があります。美しい・・・

 


 

7. ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス

ED「今を未来をありがとう」フランシュシュ

フランシュシュとしての7年間を振り返るようなエンディングとこの曲、反則でした

 


 

8. Turkey!

OP「ヒャクニチソウ」長野県一刻館高校ボウリング部

北澤ゆうほ氏節満載のポップ・ロックで、この疾走感がたまらなく気持ちいい。まさに百日経っても忘れないアニメでした

 


 

9. 誰ソ彼ホテル

OP「たそかれ」吉澤嘉代子

吉澤嘉代子氏の歌声とメロディ、寂しげなストリングスのアレンジがこの上なく作品にマッチしていて素晴らしいです

 


 

10. 永久のユウグレ

ED「Tow of US」Hana Hope

流れるようなメロディとそれをなぞる歌が気持ち良すぎる。軽やかですが、少し切ない曲調にやられます

 


 

11. BanG Dream! Ave Mujica

OP「KiLLKiSS」Ave Mujica

本編の不穏さを示す映像と激しくスピード感のある楽曲の嚙み合わせ、最高です。効きまくりなDiggy節も気持ちいい

 


 

12. 光が死んだ夏

OP「再開」Vaundy

シンセとベースラインが不気味なイントロと開放感抜群なサビの対比の美しさ。ホラーと青春の組み合わせがこれ以上ないくらい表された映像も素晴らしい

 


 

13. 日々はすぎれど飯うまし

ED「味噌汁とバター」汐れいら

既発曲でありながら、作品のテーマにマッチしすぎな楽曲。可愛らしく楽しい映像も相まってハッピーになれます

 


 

14. ブサメンガチファイター

ED「絆創膏」金子みゆ

正ヒロインすぎる聖華さんED。柔らかな歌声と儚いメロディ、浄化されます

 


 

15. フードコートで、また明日。

ED「となりあわせ」和田と山本

イントロ論争という禁忌に触れる口上部分、アンコール放送では毎話変わるという嬉しいサプライズもありました。優しいメロディとサウンドが心地良い

 


 

16. ポーション、わが身を助ける

OP「恋のマジックポーション」TRiDENT

これしかないという、すかんちの名曲のカバー。いやぁ気持ちいいですね

 


 

17. 前橋ウィッチーズ

OP「スゴすぎ前橋ウィッチーズ!」前橋ウィッチーズ

つんく♂節全開の中毒性ありまくりな詞がクセになる最高のOP。そう思うと、曲自体もそれに思えてしまうほどの力があります。元気をもらえます

 


 

18. 野生のラスボスが現れた!

ED「ミギヒダリ」長瀬有花

それぞれ違いますが、イントロ部分とサビでリフレインするフレーズにたまらなく中毒性があります。冒頭のドヤ顔ディーナちゃんかわいい

 


 

19. ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第2章 

ED「約束になれ僕らの歌」虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

虹ヶ咲のED曲はもれなく最高のアンセムなんですが、今回は過去最高です。サビの胸をかきむしるような泣きメロは反則でしょう。終わりへと向かう切なさと、まだ続きがある暖かさ・・・ありがとう

 


 

20. 私を喰べたい、ひとでなし

ED「リリィ」八百歳比名子

あまりに美しい楽曲に上田麗奈氏の囁くような歌声が合わさった最高のED。石川由依氏が歌う特殊EDもあり、こちらも透明感マシマシで素晴らしかったです

 


 

 


 

 

以上!

2025年 夏アニメ感想

2025年7月~9月に放送されたアニメの感想です。

特に好きな10作品に軽くコメントを記載しています。

 

 

 

うたごえはミルフィーユ

ポニーキャニオンによるアカペラプロジェクトのアニメ化作品。正直言って全くマークしていなかったので、自分的には完全にダークホースでした。

とんでもないネガティブ思考のウタちゃんを中心にした、アカペラ部6人の群像劇になっています。それぞれが抱えるコンプレックスや目標、未来への不安。それを、アカペラを主題にしたからこその描き方をしていて、実に素晴らしい。なんてったって、自身の声がコンプレックスというキャラクターを登場させてますからね。そして、主役6人それぞれの意志の強さが、物語の面白さと良いテンポ感を生んでいて、それもお見事です。

原作というか、元になっているプロジェクトのCMがめちゃめちゃ打たれていたので、タイトル自体は知っていたんですが、素晴らしいアニメ化でした。

ウタちゃんの「アカペラってミルフィーユみたいですね!」というセリフ、初めて聞いたときにはもう納得感しかなかったですよ。

 

 


ゲーセン少女と異文化交流

激萌え作品。正直その一言に尽きます。リリーちゃんがひたすらにカワイイ。ある意味センシティブな題材ですが、ポップに可愛く描かれています。タイトルにある「異文化交流」の様子も描写されているので、詐欺ではないですよ。

カワイイ女の子たちがいろんな表情、リアクションを見せてくれて「萌アニメとはこうである」と改めて教えてくれました。ありがとう。

 

 


サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと

本当は強大な力を持っているが、それを秘密にしていて・・・というテンプレ設定ですが、だからこその王道ファンタジーでシンプルに楽しめました。モニカの人見知り過ぎる性格と、だからこその無詠唱魔術の使い手という設定は素晴らしいですよね。分かりやすさ大事。あまりにも内向的なモニカのキャラクターも可愛らしくて良い。そして、学園での生活、友人との付き合いを経て徐々に成長していくというのも王道ですが、やっぱりグッときますよね。

今季でもトップクラスに好きな作品でした。

続きが気になるので原作読もうかな。

 

 


Summer Pockets

春から連続2クールで放送しているので、微妙なところですが、夏アニメ判定で。

各ヒロインのルートを描き、最後にTrueエンドを。という構成で、とても丁寧に作られていた印象。最初の鴎ちゃんルートが終わったときは面喰いましたが・・・ 個別のルートでは、紬ちゃんのお話が一番好きです。現代を舞台にしながらも、ちょっとファンタジー的な要素があるあの感じがらしくて好き。

タイトルやキャッチコピーにある通り、夏の思い出の眩しさがこの作品のテーマだと思うんですが、家族愛もそれに並ぶものだと思いましたね。うみちゃん可愛すぎだろ・・・

最終的にうみちゃんの存在が消え、みんなとの関わりが薄く薄くなったとこはうるっときちゃいました。

 

 


CITY THE ANIMATION

かわいらしく元気なキャラクターたちが動き回る、ひたすらに楽しいアニメーションでした。様子のおかしいキャラしかいないので、ある種の安心感があります。シュールで勢いのありまくる世界観は、やはり唯一無二。とは言いつつ、ベタながらえっちゃんとまつりちゃんのお別れシーンはグッときました。

 

 


Turkey!

アホアニメ。

ボウリングのスポ根アニメか~と思ったら、戦国時代にぶっ飛んで「なに?」となりました。毎週何を見させられているんだ・・・と思いながらも見続けてしまいましたよ。

戦国時代×ボウリングという謎すぎる作品ですが、タイムスリップした先で仲間との、現地の人たちとの絆を深めるという点は、割と王道だったんじゃないでしょうか。

それじゃあボウリングである意味は?となりますが、そこで麻衣ちゃんがたびたび口にしている「ボウリングには二投目があるから!」が出てくるわけですね。これをある種のテーマとして進行していたわけですから、ボウリングであることが重要だったんだと思います。最後のボウリングデスマッチでも、まさにそうでしたからね。いやでもやっぱり変なアニメだったよな・・・

 

 


9-nine- Rulers Crwon

エロゲ原作の能力バトル×タイムリープものという、今となってはよくあるタイプですが、結局こういうのが好きなんですよね。ヒロインたちはカワイイし、バトルはちゃんと熱いしで大変良い。そのヒロインも正統派、妹、内気な先輩、中二病と、分かり安く個性が立っていてありがたい。

1クールに収める都合上やはり駆け足気味でしたが、それでも満足度高いです。終盤に、CMで死ぬほど聞いたセリフ「全部分かった、2人のこと」が回収されたシーンは、都ちゃんの覚醒も相まって激アツでした。あと、親友ポジだと思っていた与一が敵であることが判明したときは普通にビックリしましたね。

 

 


光が死んだ夏

単純にホラー作品として面白いんですが、青春モノとしても面白いズルさ。ひねた佳紀と無垢なヒカルのやり取りがめちゃめちゃに良いんですよね。その中でヒカルの怪異である部分が顔を出し、日常を徐々に侵食していく描写、美しいです。ヒカルの正体が何なのかを解き明かそうと奔走するところのハラハラ感もすごく好きでした。

グラサンの田中さんが特に好きなんですが、そのキャラクターと声優の小林さんの演技も相まってめっちゃ良い味だしてますよね。

ちゃんと夏にこのアニメが放送されたことは本当に素晴らしい。

 

 


フードコートで、また明日。

女子高生2人がただ駄弁ってるだけのアニメがこんなにも素晴らしい。

和田と山本の掛け合いが軽快で楽しすぎるアニメでした。クソガキムーブの和田と、ぶっきらぼうながら包容力のある山本というゴールデンコンビ。ありがとう、本当にありがとう。

本当にしょうもない話をしているだけなんですが、毎回オチがあってキチンと着地するので、意外にしっかりしているんですよね。日常モノですが、コメディ作品としても面白かったです。

アンコール放送の6話にCパートが追加されていたのは嬉しいサプライズでした。

 

 


瑠璃の宝石

その道の専門家にしか書けないニッチなテーマの作品ですが、単純に面白すぎる。瑠璃ちゃんが「これはなに?」と聞くと、すかさず凪さんが解説してくれるというテンポ感の良さ。鉱石とはなんぞやというところで、そのスピード感でもってお話が展開されていくのは、非常に心地良かったですね。

あとは何と言っても画の美しさでしょう。鉱石のキラキラ感もさることながら、それを採取する過程で描かれる山や川も美しく見せるすごさ。なんというか、見ているだけのなのにドキドキ感がありましたね。キャラクターたちの純粋さも美しく、どこをどう切り取っても素晴らしいアニメーションでした。ありがとう。

 

 


その他視聴作品(前季からの継続含む)

五十音順

雨と君と

異世界黙示録マイノグーラ~破滅の文明で始める世界征服~

宇宙人ムームー

ウィッチウォッチ

陰陽廻天 Re:バース

薫る花は凛と咲く

ガチアクタ

気絶勇者と暗殺姫

鬼人幻燈抄

クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-

公女殿下の家庭教師

SAKAMOTO DAYS 第2クール

自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う 2nd season

ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される

盾の勇者の成り上がり Season 4

ダンダダン 第2期

追放者食堂へようこそ!

強くてニューサーガ

出禁のモグラ

Dr.STONE SCIENCE FUTURE 第2クール

ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット

ネクロノミ子のコズミックホラーショウ

ばっどがーる

フェルマーの料理

ブサメンガチファイター

ブスに花束を。

ふたりソロキャンプ

ぷにるはかわいいスライム 第2期

ホテル・インヒューマンズ

まったく最近の探偵ときたら

水属性の魔法使い

勇者パーティーを追放された白魔導師、Sランク冒険者に拾われる ~この白魔導師が規格外すぎる~

わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)

渡くんの××が崩壊寸前

 


 

最後に2025年ベストアニソンを

※随時更新中

 

 

今季も素晴らしい作品たちに出会えて感謝。

 

以上!

【サマソニ大阪】Summer Sonic 2025 Osakaに行ってきました

もう2週間経ってしまいましたが、2025/8/17に万博記念公園で行われました「Summer Sonic」(以下サマソニ)に行ってきました。(8/17のみ、8/16は行ってません)

www.summersonic.com

2024年から開催場所が舞洲から結構近場の万博記念公園(以下万博公園)に変更されたので、かなり気楽に行けるようになりました(と言いつつ、サマソニ参加は今回が初だったんですが・・・)

暑いのは暑かったですが、万博公園ということもあって、ロケーションとしては非常に気持ちよかったです。現代のこの暑さの中で人工島である舞洲での実施は、冗談抜きで死人が出るレベルだと思うので、万博公園への移転は正解だと思いますね。

 

それでは、以下に観たアクトの簡単な感想を書いていきます。(ラインアップは記事冒頭に貼ってあります公式サイトをご確認ください)

 


 

黒夢

黒夢は見たことなかったので楽しみにしていたんですが、なんとオープニングに1曲やってから10分ぐらい喋り続けていたので、「おや・・・?」と思い、友人と相談してステージを離れてしまいました。ごめんよ清春さん・・・また機会があれば・・・

 


 

LiSA

黒夢切り上げて途中からですが観られました。LiSAでちゃんと聴いたことあるのって紅蓮華ぐらいなんですが、聞き覚えのある曲ばっかりでさすがでした。ワンチャンガルデモの曲・・・と思いましたが、さすがにやらなかったですね。

 


 

Monobloc

今年の1月に幕張で開催されましたrockin'on sonicで観てその瞬間から好きになったんですが、しっかりパワーアップしたパフォーマンスを見せてくれてニッコリ。この半年で2回観られるなん思ってなかったので素直に嬉しかったです。やっぱりUKインディー好きにThe SmithsJoy Divisionあたりの系譜を受け継ぐバンドはドストライクなんですよ。しかし、青空の下で聴く流麗なアルペジオほど気持ちいいものはない・・・

 


 

luvis

Monoblocをみた都合上、途中からでしたが、めちゃめちゃ良かったです。シティ・ポップ的な曲が多かったんですが、ギターソロでシューゲイズの轟音を鳴らしていた曲(たしかHigherという曲)が特に印象的でした。ステージを下りてのパフォーマンスもあり、非常に楽しいライブでしたね。一緒に行った友人の本命が彼らだったんですが、私自身は全く知らなかったので嬉しい発見でした。

あとPavilion Stage涼しすぎて完全に救いでした。

 


 

HYDE

ラルクは大好きなんですが、HYDEのソロはあんまりピンとこず聴いてこなかったんですよね。いや、めっちゃ良かったです。あの暑さの中ヘヴィな曲を連発しててすごすぎますよ。リンキンのカバーもあってパワフルさマシマシでした。カッコよすぎる56歳。そしてやっぱりラストのGLAMOROUS SKYはアンセムでした。

素晴らしいステージでした。

 


 

Porter Robinson

この日最も楽しみにしていたPorter Robinson。Mountain Stageのロケーションで聴くあのサウンドは想像以上に気持ち良かったです。スクリーンの映像もすばらしく、最高のステージだなとテンション上がってたんですが・・・途中で雷の影響で中断する事態に。結構な時間中断してたので、こりゃ再開難しいかもなぁと思ってたら、Porter本人が出てきてライブは中止になる旨のアナウンスが。Porterが泣きながら悔しそうに日本で語ってくれて、さすがにこっちも涙でした。その後ステージを下りてしばらくの間サインや握手を求めるファンに対応する姿を見て、胸の奥が熱くなりましたね。またサマソニリベンジしてほしい。

 


 

Beabadoobee

1stアルバムのころから追いかけていたんですが、何気にライブを観るの初めてでした。バンド感マシマシのライブで、めっちゃ心地よかったです。Bea本人とギターの方が曲間、曲中でかなりの回数楽器を交換していたんですが、それを完全に計算に入れた構成で、全くダレることがないステージでした。

インディー・ロック、インディー・フォーク、シューゲイズ。サマソニという場で直球にこの音楽で勝負してくれる嬉しさたるや。本当に最高です。ありがとう。

 


 

Fall Out Boy

サマソニ大阪の大トリ、さすがの貫禄でした。これまでのキャリアを総括するようなステージで、セトリ、演出共にいうことなしの内容でした。実のところFall Out Boyはあんまり通っておらず、じっくり聴いたことがあるアルバムは「Infinity on High」と「Folie à Deux」ぐらいだったんですが、そんなこと関係なしにノれる圧巻のライブパフォーマンスでしたね。00年代ポップ・パンクの旗手的な感じでキャリアの初期を過ごした彼らですが、現役でそれも最前線で活躍し続けているバンドのライブがすごくないわけがないんですよ。

彼らの曲の中では『What a Catch Donnie』が特に好きで、それを終盤にじっくりやってくれて最高でした。ピアノを弾きながらエモーショナルに唄いあげるPatric。いやぁ良かった。

Fall Out Boyをずっと追いかけている人にとって、今回のステージはまさに感涙ものでしょう。彼らを観られただけでもサマソニに行った価値があると思えるほどです。

 


 

冒頭に書いた通り、サマソニに参加するのは今回が初めてだったんですが、めちゃめちゃ良いフェスでした。ステージの数と距離もベストに近いのでは?と思える規模で、かなり満足度高いです。気になる点がないということはないんですが・・・それは一旦置いておきます。

今年は諸々の事情でフジロックを諦めたので、万博公園での開催は本当にありがたかったです。(主に居住地的な意味ですが・・・)

また来年以降も行きたいと思える素晴らしいフェスでした。

2025年 春アニメ感想

2025年4月~6月に放送されたアニメの感想です。

特に好きな10作品に軽くコメントを記載しています。

 

 

 

機動戦士Gundam GQuuuuuuX

完全新作のガンダムということで1月に見に行った先行上映、「これホンマか?」と思ってたんですが、ホンマでした。自分はちょろいガンダムファンなので、本作で描かれた『シャアがガンダムを奪い、ジオンが連邦に勝った世界』というアプローチを、公式作品でやられても全然OKでした。むしろ二次創作ではない、公式の作品だからこその盛り上がりというのは確実にあったと思っています。シャリア・ブルの活躍に代表される『機動戦士ガンダム』との決定的な違いや、それとは逆の、徹底したオマージュや再現等々、見どころ満載で最初から最後まで本当に楽しめました。強化人間とのドラマが一切なかったのも、新鮮だったように思います。

やはり『機動戦士ガンダムのIFの物語』という点が、この作品の根幹になっているのですが、『主人公であるマチュの冒険の物語』としても、非常に面白い作品でした。退屈な日常が変わってしまう場面に出会い、それを可能とすることが出来てしまう力を得た少女のお話ですよ。さらにシュウジへの淡い恋心に、友人となったニャアンとの確執と和解。スピーディーでしたが、この一人の少女の物語は確実に描かれていました。やはり、感情のままに突っ走ってしまえることの尊さは間違いなくあります。

そうは言ってもやっぱり、Beyond The Timeやビギニングの使用、さらには古谷徹さん、池田秀一さん、潘恵子さんの出演など、まさに祭り状態だった終盤は特に楽しく、本当に嬉しかったですね。

 

 


日々は過ぎれど飯うまし

のんのんびより』のあっと先生が原案を務める、食事に主軸を置いた女子大生たちのゆるい日常を描いた作品。そうです、こういうのが良いんです。本当に緩やかな日常アニメで、物語として大きな起伏はありませんが、登場人物たちの確かな友情が描かれていて、これが素晴らしい。7話と10話が特に顕著で、これまでの関係と今の関係、そしてこれからの関係をどうしたいのか、そういったものが丁寧に描写されていて、本当に美しいです。一緒にバカやってくれてる友達っていうのは、本当に何物にも代え難い存在ですよ。もちろん作品タイトルにもなっている食事・料理の描写は一級品でした。そして絶妙にかわいくないモコ太郎の存在感。彼もいい味出してました。単なる癒し枠にはとどまらない、本当に良い作品です。

それはそうと、比嘉つつじちゃんは2025年春アニメ最萌ガールです。

 

 


LAZARUS ラザロ

近未来を舞台に、人類を死に至らしめる薬から救うべく、5人の犯罪者がチームを組んで奔走するといった作品。個性のたったキャラクターたちに流麗なアクションが目玉ですが、お話も問題なく楽しめました。メインキャラたちの掘り下げもあったので、それぞれのキャラに愛着がわくタイプの作品でもあります。

正直に言うと、前半の展開から来る「この物語はどう帰結するのか?」といったワクワク感がすごかった分、終盤のしりすぼみ感が少し残念でしたが、トータルとしては十分以上です。現実世界とリンクする環境問題にも言及していて、「これいるか?」と思いましたが、スキナー博士の動機付けとして必要な要素でした。

作品の本筋とは外れますが、自分はThe Boo RadleysのGiant Stepsが大好きなので『Lazarus』という曲が作品タイトルになっていることと、EDテーマに起用されていることがすごく嬉しかったです。Kamasi Washington、Bonobo、Floating Pointsという驚くべきメンツが劇半を担当しているのもポイント。さらに各話のタイトルや劇中の施設名等、洋楽ファンが嬉しくなる要素が随所にあったのもグッドです。

 

 


アポカリプスホテル

タイトル通り、ポストアポカリプスな地球で営業するホテルを舞台に、様々な種族・異星人との交流を描いた作品。物事に対するとらえ方や時間の使い方、他者との関係性など、地球(日本)とは異なる文化を持つ異星人たちと、どのようにしてコミュニケーションをとっていくのか。そのさまが面白おかしく描かれていて、終始楽しませてくれました。そして、ロボットとタヌキ星人という、人類ではない存在が主役ですが、そのどちらもが非常に人間らしいのが印象的です。

話の展開はもちろんですが、ポストアポカリプスな世界観を活かしたアクションシーンや自然の描写もたっぷりとあって、作品内にちりばめられた要素がきっちりと使われているのが素晴らしい。特に11話のヤチヨさんがお休みをいただく回が印象的で、意図的にセリフを少なくして画で魅せる構成は美しすぎました。おそらく、放送されたお話の中だけで数百年という時間が経っているのも、人間が主役ではないからこその展開で面白かったです。

 

 


前橋ウィッチーズ

前橋市を舞台に、魔女を目指す5人の少女たちが、様々な悩みと向き合って成長していくという作品。その悩みというのが非常に現実的かつシビアで、ルッキズムやヤングケアラー、インフルエンサーに承認欲求、自己肯定感等々・・・現代に生きる、様々なクラスの若者たちが抱えるそれを描いています。

主役の5人が魔女を目指す魔女見習いということで魔法が登場するのですが、その魔法で直接悩みを解決するのではなく、あくまで背中を押すため使うというのが非常に印象的。現実的に上述の悩み解決することは非常に困難なことですから、解決するのではなく、それと向き合って立ち止まる、前に進む、としているのが誠実に感じました。

ユイナたちを魔女見習いにスカウトしたマスコットポジションのケロッペが、終始舞台装置としての役割に徹していたのもポイントです。あのカエル・・・

 

 


宇宙人ムームー

内気な少女と猫の姿をした宇宙人が繰り広げるドタバタコメディ。と思いきや、家電製品についての知識吸収系アニメでもあります。自分がそういった知識を持っていないので、普通に勉強になりますよ。家電の勉強をしているムームーの地球人評が少し斜め上なのもいいですよね。

家電にスポットを当てたかなりニッチな作品ですが、主役の桜子ちゃんとムームーを始め、イケメンで機械音痴な鶴見くんや有能だけど変態すぎる天空橋部長など、登場人物たちの癖が強くコメディ作品としてしっかり楽しめます。

そしてEDについて、第1クールがたまの『さよなら人類』のカバー、第2クールがユニコーンの『素晴らしい日々』のカバーというのもグッドポイント。第2クールも期待です。

しかしムームーはシンプルにカスだよな・・・

 

 


鬼人幻燈抄

江戸時代、幕末、現代等、様々な時代を舞台に、鬼である主人公が復讐のために駆ける物語。と言いつつ、第1クール時点では主に江戸時代をメインに、甚夜が様々な事件に巻き込まれていく、オムニバス形式のような形でお話が進んでいきます。どのお話もキレイまとまって見やすいんですが、特に5、6話の『幸福の庭』が美しすぎました。ああいった時を超えた愛の物語は割とベタですが、大好きなんですよね。

上記のようにオムニバス形式なので話の展開もそれぞれなわけですが、作品全体として愛の物語という側面も多分にあるなと感じます。それが美しいわけですよ。第2クールも期待です。

 

 


九龍ジェネリックロマンス

タイトル通り一応ロマンス作品なんですが、SFミステリー的側面が強く、自分はこっちの要素に惹かれましたね。

鯨井が九龍という土地で何気なく暮らす中で時折顔を出す違和感、これが本当にいい塩梅で出されて、毎週気になりまくりでした。ノンデリですが、人のいい工藤さんが要所で見せる無の顔が非常に印象的です。

ジェネリック九龍の謎が徐々に明らかになっていく終盤の怖さと気持ちよさったらないですよ。原作漫画がまだ連載中のため、アニメオリジナルエンドだと思っていますが、『絶対の自分』を見つけた鯨井がジェネリック九龍を出る、という終わりがとても納得のいくもので気持ちよかったです。『絶対の自分』というワードがまさにキーになっていて、物語が進行する中で要所要所に出ていたんですが、それが作品のラストに繋がるのは見事です。

レモンチキン食べたい。

 

 


忍者と殺し屋のふたりぐらし

ゆるふわでカワイイキャラクターたちが、ぶっ壊れた倫理観のもとに生活する様を楽しむ作品。主人公のさとこちゃんとパートナーのこのはさんが本当にイカれていて、ラインを超えた行動・言動をしまくっているんですが、これがね、良いんですよ。サクッと殺しをし、死体洗いのバイトをしたり、軽々しく人体改造を行ったりと、アクセル踏みっぱなしの気持ちよさってわけです。殺しの描写が軽すぎて、一瞬で退場していくの追っ手の忍者たちもこの作品ならではで、最高でした。劇中で言及されていましたが、結局マリンちゃんは最後まで小さくなったままなのも狂っていてグッド。

そしてラスト2話に主役2人の『良い話』を持ってくるのがにくい。さとこちゃんとこのはさんは最高のパートナーだ!最高の2人!と感じさせてくれる、素晴らしいラストでした。倫理観はおかしくても身近な人を大切だと思える心、美しいですよね。

 

 

 


ばいばい、アース 第2シーズン

日本SF界の巨匠、冲方丁原作のファンタジー小説をアニメ化した作品。第1シーズンのころから雰囲気・世界観が好きで見ていましたが、独特のセリフ回し、固有名詞、登場する勢力の関係性、これらが合わさって、なんとも難解なお話のように感じていました。しかし、主人公のベルは一貫して『自分のルーツを探す』ということ目的としていますし、物語のテーマとしてはシンプルなものだったんだなと、最終話まで見終えて感じました。『自分とは何か』これがこの作品のテーマだったんだなと思います。

主人公のベルだけでなく、アドニスシャンディガフシェリー、ギネス、ベネット(キティは抜きにして)主要キャラクターの全員が、物語を通して自分というものを見つけ、成ることをしていました。降りかかるいざこざをすべて解決し、ついに旅に出るベル、というエンディング。非常に気持ちの良い終わりでした。

あと登場人物たちの名前がお酒由来のものばかりで、お酒を飲みたくなる罠。

 

 


 

その他視聴作品(前季からの継続含む)

五十音順

ある魔女が死ぬまで
一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる
Aランクパーティを離脱した俺は、元教え子たちと迷宮深部を目指す
ウィッチウォッチ
ウマ娘 シンデレラグレイ
俺は星間国家の悪徳領主!
かくして!マキナさん!!
片田舎のおっさん、剣聖になる
勘違いの工房主~英雄パーティの元雑用係が、実は戦闘以外がSSSランクだったというよくある話~
完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる
GUILTY GEAR STRIVE: DUAL RULERS
薬屋のひとりごと 第2期
この恋で鼻血を止めて
ゴリラの神から加護された令嬢は王立騎士団で可愛がられる
最強の王様、二度目の人生は何をする?
ざつ旅-That's Journey-
Summer Pockets
小市民シリーズ 第2期
スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました ~そのに~
中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。
ちょっとだけ愛が重いダークエルフが異世界から追いかけてきた
謎解きはディナーのあとで
ニートくノ一となぜか同棲始めました
履いてください、鷹峰さん
ボールパークでつかまえて!
未ル わたしのみらい
mono
ユア・フォルマ
ロックは淑女の嗜みでして

 


 

最後に2025年ベストアニソンを

※随時更新中

 

 

今季も素晴らしい作品たちに出会えて感謝。

 

以上!